９月２０日日記

[DRAGON'さん]

　いやぁ段々と涼しい日が続く様になってきてますね。残暑も終わって、ようやく秋が来たかなぁと。
　ただ、こうなってくると夜は寒い事が多いので部屋の温度管理とか気をつけないと、これはこれで風邪の原因に。
　…自分ですか？今の所風邪気味未満ですが体調不良状態です。精々、今日は早く寝て体調を整えないと。

　さて、今週ですが、先週末にちらりと言った４冊のうち３冊と、図書館から借りて来た１冊を読み終わっています。

　コンサバ投資じゃダメですか？賢い大人の株入門
　著者：大竹のり子
　出版社：日本放送出版協会
　２００７年度出版
　図書館から借りて来た本です。
　内容は基本的に株式未経験者にファンダメンタルズ重視の長期投資を、お勧めしている本です。（なおサイズは新書サイズの本です）
　（ちなみにテクニカル分析の方は何も書いてない）
　色々と例を上げながら株式による投資を勧めているのですが…なんか株式投資の明るい面ばかり書いている気がしてしょうがないんですよね。逆にそれが胡散臭さを出ていると言うか。
　後、多少なりともテクニカル分析の話とか証券会社の選び方、口座の作り方等も有った方が初心者向けの本としては完成度が高くなった気がしないでもないです。

　ど素人の私が株で儲けている方法
　著者：「ど素人の株日記」なべ
　出版社：株式会社　宝島社
　２００６年度出版
　…ここからは、先週ブックオフで仕入れて来た本ですね。
　成功した先人の知識の一端を見に買ってきました。
　多分、この人が今まで出している本で有名なのは翔泳社で出されている”ど素人がはじめる株の本”でこれの改訂新版が一番新しいバージョンになるんですかね。ただ、一番新しい奴はブックオフでも、まだ出まわる程では有りませんし、基本的に文庫本の本のこっちの方が、お値段的に懐が痛まないで試し読み出来るかなぁと。
　なお著者のタイプは長期投資タイプの株の運用ですよね。
　基本、損切りなしでナンピンされるタイプです。

　月１００万円儲ける！　「株」チャートパターン投資術
　著者：渋谷高雄
　出版社：ダイヤモンド社
　２００５年度出版
　以前に、この方の書いた本で”下落相場でも半年で２５００万円稼いだサラリーマントレーダーが教える！　株のステップアップ講座”の感想を書きましたが、こちらは、その前作に当たります。
　基本的な技術を重視し、心理面にも言及している良い本だと思います。
　何分、株式の本で心理面まで書かれている本は少ないですから。機会があれば初心者から上級者まで目を通して損のない本だと思いますよ。

　完全にヤバイ！　韓国経済
　著者：三橋　貴明、渡邉　哲也
　出版社：株式会社　彩図社
　２００９年度出版
　ブックオフで見かけた時は少々びっくりしました。場所によっては、いまだに平積みされている所も有る位新しい本なので。見つけた時は正直ラッキーと思いました。
　三橋　貴明氏の本はデーター及び、そのソースを確り明記したう上で分析を書いて行くタイプの方なので、その分析は、かなり信をおけると思います。
　まぁ、実は、この本、あまりに本の内容が韓国経済の暗部をえぐり過ぎているんで、向こうの新聞から著者の、お二方は右翼扱いされて非難されているんですが…
　…裏を返せば、データーによる的確な分析で相手の反論を許さない名著なぁとは。（実際自分が批判記事を見た限りは論理よりも情緒でのレッテル貼りって感じでしたし）
　この本が出て数カ月が立ち、時節の関係上一部は既に過去の話しになった部分も有るかとは思いますが、自国の隣の国がどんな経済状態か知るには良い本かと思います。
　すくなくとも日本の新聞や雑誌で語られる韓国経済礼賛記事が、如何にあてにならないものか良く分かると思うんですがね。

　…とりあえず読み切った本に関しては以上です。
　残りの本と、実は本屋で買って来た本が有るのですが、そちらに関しての感想は、また後日に上げたいと思います。
　では、おやすみなさい。

　ＰＳ．
　日記を書いていたら深夜になるとは…
　不覚。（苦笑）