上場廃止が過去最多ペースの一方で上場企業倒産は１年半ぶりゼロ

[TAROSSAさん]

帝国データバンクが発表した「上場廃止企業実態調査」によると、年初から７月末までに上場廃止となった企業数は110社にのぼり、過去最多だった2008年の149社を上回るペースで推移しているそうです。
上場廃止理由は、グループ再編に伴う親会社による完全子会社化が31社と最も多く、次いでその他の目的での全株取得（買収）が29社、経営破綻による上場廃止は21社だったそうです。

また、東京商工リサーチが発表した７月の企業倒産状況によると、上場企業の倒産は１年半ぶりにゼロだったそうです。
負債額１千万円以上の倒産は件数では前年同月比１％増の1386件だったが、負債総額は同44％減の3710億円と今年に入って最も少なかったようです。

たしかに倒産のニュースはよく聞きましたが、これまでの１年半の間、毎月毎月なんらかの企業が倒産していたんですね。