日産化学が上方修正で上げ幅拡大

[agawaさん]

日産化学工業（４０２１）が上げ幅を拡大している。同社は１３時３０分に、第１四半期の決算を発表すると同時に、中間期（第２四半期累計期間）の業績予想を修正した。０９年９月中間期の連結経常利益は５２億円予想（前回予想１１億円、前年同期９９．６５億円）。連結純利益は３４億円予想（前回予想６億円、前年同期６０．７２億円）。

第１四半期に引き続き、電子材料関連市場では、中国を始めとする各国の消費刺激策などにより、液晶パネルメーカー、半導体メーカーが生産調整を緩和する動きが見られることに伴い、第２四半期においても「サンエバー」、「ＡＲＣ」など主要製品の売上が当初計画を上回る見込み。それ以外の製品につきましても、「テピック」、「スノーテックス」などの売上が比較的順調に推移していることもあり上方修正。第３四半期以降の事業環境は依然として不透明であるとして、通期業績予想は従来予想を据え置いた。

日産化学の株価は１３時４６分現在１２６２円（△６３円）。
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