本日の解説(スケ太）

[aaaいうえおさん]

お疲れ様でした。本日の日経解説です。（スケ太）今日の日経平均は、７１円高の９７２３円と本日も続伸で取引を終了しました。昨晩のＮＹ市場では、キャタピラーやメルクの決算が市場予想を上回ったことや、バーナンキＦＲＢ議長が景気安定化の兆候が見えると発言したことが好感されＮＹダウ、ナスダック共に続伸しました。ＣＭＥ先物も９６６０円と前日の終値付近で返ってくる結果となり、これを受けて日経平均も９６３０円で寄付きました。前場は上値が重く、小動きの展開ながらも、主力銘柄を中心に堅調さが目立ちました。また食品や医薬品、電鉄、通信、電力・ガスといったディフェンシブ銘柄に堅調なものが目立ちました。しかし、為替が円高に振れていることでハイテクや自動車といった輸出関連銘柄の上値は重く、利益確定の売りに押されて、小幅高で終えました。後場に入ると節目のライン９５００円を上回り、市場のセンチメントが好転していることなどから、上値を目指す展開となりました。前場には上値の重かった輸出関連銘柄にも買いが集まりました。為替が９３円後半へとやや円安方向に振れたことも要因となったようです。またアジア市場の堅調さもプラス材料となりました。９７００円半ばで上値を抑えられる場面もありましたが、９７００円を割り込むことなく、９７３０円と堅調なまま取引を終了しました。今夜のＮＹ市場では、モルガン・スタンレー、ボーイングなど多くの企業決算が控えております。結果によっては各業種にも影響を与えてきそうです。また本日もバーナンキ議長の発言が予定されています。これらの結果次第では、明日の日経の動向も変わってくる可能性があります。ただ本日９７００円を上回ったことから、明日以降９８００円を越えてくれば、市場のセンチメントも良いので１００００円回復への期待も高まってくると思われます。あとは為替の動向、資金の流れている新興市場の動向にも注目したいところです。それでは明日も頑張りましょう！(スケ太）