木曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、6月鉱工業生産指数や7月NY連銀製造業景況指数などの経済指標が市場予想を上回ったことが好感され大幅に上昇したことから、買いが先行して寄り付いた。その後も、外国為替市場で円相場が円安基調に振れたことから輸出関連銘柄を中心に買いが入った。また、米半導体大手インテルの四半期決算が改善されたことから、半導体関連銘柄にも堅調に推移した。
後場に入ると、米ノンバンクCITグループの経営不安が拡大したことや、日本企業の決算発表を控えていることから、積極的な買いが控えられ日経平均は上げ幅を縮小した。また、中国の4-6月の中国国内総生産が実質で前年同期比7.9%の伸びとなったが予想の範囲内だったことから材料視されなかった。
業種別TOPIXでは、ゴム製品、卸売、非鉄金属が上昇した一方、空運、小売、その他金融が下げた。個別では、兼松日産農林、大日本スクリーン製造、千代田化工建設が高い。半面、太平洋セメント、リサ・パートナーズ、三洋電機が下げた。
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