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中国は、米国に並ぶ世界を牽引する超大国になる

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●【本日のニュース】/中国自動車市場、世界最大に
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世界の新車販売が低迷する中、中国の自動車市場が快走している。中国汽車工業協会が9日まとめた2009年上半期(1~6月)の新車販売台数(商用車含む、中国内生産分のみ)は609万8800台と前年同期比17.7%増加。市場規模は米国を抜き世界最大になった。中国市場は「小型車」がけん引する構図が鮮明になっている。


(2009/07/09日経速報ニュースより一部抜粋)


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【ニュースの深層】中国は、米国に並ぶ世界を牽引する超大国になる
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■いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。


経済アナリスト、木下晃伸です。



■今回の危機を振り返ると、いかに米国の存在が世界中にプラスの影響を与えていたか、ということが判明した訳です。


そして、回復に向かう局面においても、いかに米国が覇権国としてリーダーシップをとらなければならないか、ということにも気づかされました。


しかし、一方で、米国の消費は、かつてのような活況を呈することは少なくとも現時点では考えにくいです。


そのため、米景気が少しでも後退気運になると株価が下がる。こうした構図が鮮明になっています。



■しかし、私は米国の消費自体は、早ければ今年後半、改善の兆しが見え始める、と考えています。7月初旬の米国出張を踏まえて、その考えはさらにハッキリとしてきました。


その点は、また別途詳細にお伝えするとして、もう一つ見ておきたいことが、中国の消費拡大気運です。


中国の消費拡大は、将来的には、米国に並ぶ世界経済の牽引役となることを十分に期待できるのです。


それを確信させることが、中国の自動車産業が世界一になる、というニュースでしょう。


私は昨年11月から中国株に対して強気姿勢を持っています。中でも自動車セクターには注目、具体的には「東風汽車」などをご紹介してきました。


リーマン・ショックに直面したにも関わらず、1年前と比較すると株価は2倍以上に上昇しています


※Dongfeng Motor Group Co. Ltd (Public, HKG:0489)

http://www.google.com/finance?q=HKG%3A0489



■かつて、ブラックマンデーの落ち込みを救ったのが日本株であったように、今回の危機を救うのは中国となる可能性が高まっています。


そして、中国の成長は、巡り巡って日本にも好影響を与えることになるでしょう。


いまや日本株に投資をするにしても、米国は当然のこと、中国等新興国に対する知識も加えて行かなければ先行きを見通せない時代となっています。


世界中から情報を収集しようとする姿勢を持つ中で、中国情報は、特に重要な位置を占めていることを、投資家はより強く持つことが必要だと思います。


(文責:木下晃伸 きのしたてるのぶ)
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