チャート分析は根拠があるのか?

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2009/06/03 - 影虎さんの株式ブログ。タイトル:「チャート分析は根拠があるのか?」 本文:ランダムウォーク理論からすると、株価にトレンドは存在せず、過去の値動きからは推測ができないと、結論付けています。 本当でしょうか? 例えば、海に行くと小波が立ちます。

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チャート分析は根拠があるのか?

影虎さん
影虎さん
ランダムウォーク理論からすると、株価にトレンドは存在せず、過去の値動きからは推測ができないと、結論付けています。

本当でしょうか?

例えば、海に行くと小波が立ちます。
一見ランダムのようですが、一定の風と潮流に対して起こる運動ですので、いきなり大津波が来たと思えば、小波になる。なんてことはありえないです。
一つ一つの波はランダムかもしれませんが、風や潮流による影響でトレンドが出来るためランダムウォークとは呼べないでしょう。

株価はどうでしょうか?経済活動の中で循環する資本が起こす運動ですので、世界中の資本を合わせた額よりも高い株価にはなりえないでしょうし、倒産してないのに0円にもなりません。
株価には何かしら理由があり、そこに到達するのだと思います。
この時点でランダムウォークとは言えないでしょう。

そして、到達するためには過程が必要です。
その過程を表してくれるのがチャートだと思うのです。
しかし、企業は永続的な事業体ですので、常に新たな目標が作られ続け、そこに向かってあらゆる社会情勢に対応しながら進み続けますので、株価を決定付けるには多変量解析という複雑な分析が必要でしょう。
でも、スタート地点とそこへ向かおうとしている過程がチャートには克明に記されています。
それを元に推測することが一番近道ではないかと私は考えています。
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