火曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、米自動車大手のＧＭの破産法申請により悪材料で尽くしとの見方や、5月のISM製造業景気指数などの経済指標が市場予想を上回り大幅に上昇したことから、買いが先行して寄り付いた。その後も、外国為替市場で円相場が円安基調に振れたことから輸出関連銘柄を中心に買いが入り、日経平均の上げ幅は一時110円を超える場面も見られた。
後場に入ると、前日まで４日続伸していることから高値警戒感から積極的に買い進む動きは控えられ、利益確定の売りに押された。日経平均は上げ幅を縮小したが、年初来高値を更新して取引を終えた。
業種別TOPIXでは、電気機器、輸送用機器、機械が上昇した一方、その他金融、海運、不動産が下げた。個別では、タムラ製作所、長谷工コーポレーション、大日本スクリーン製造が高い。半面、ケネディクス、オリックス、サンデンが下げた。
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