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【日本光電】前下期よりAEDが急減速。今期までは収益面で…

前下期よりAEDが急減速。今期までは収益面で踊り場となる見通し

09/3 期は、売上1,091億円(前の期比4%増)、営業利益81億円(同17%減)と会社計画を達成。生体計測機器と生体情報モニタの売上が計画を若干未達ながら、他部門の上ぶれで吸収。営業利益率が前年同期比2.0pt低下した。自社製品の比率減少で原価率が0.9pt弱悪化したことに加え、退職給付費用や人件費増等で販管費比率も1.1pt弱上昇したことによるが、ほぼ想定内の低下と考える。今10/3期について同社は前期比2%減収、2桁減益の継続を見込んでいるが、TIWでは妥当な計画と判断。現在の株価は割高感もないが、上げ材料にも乏しく、当面は市場平均並みの展開を予想。

前期のAED(自動体外式除細動器)販売台数は、民間企業の投資抑制を反映し下期に1.49万台(同21%増)と急減速。今期のAED販売は減少が想定されるが、中期的にはまだ伸びる余地があるだろう。上期中にも自社製の低価格AEDを発売予定であり、市場は踊り場の中でシェアを高める好機といえそうだ。中期的には自社製品販売増により収益性を向上できるポテンシャルを持つと考えるものの、今期は国内AEDの停滞、中国を除く海外市場の景気低迷の影響等で売上の伸び悩む中、人件費や償却費を含めた費用増が継続することから、2期連続の減益は避けられない見通しだ。
リスク要因は、医療費抑制を狙った医療制度改革の進展、診療報酬改定、競合激化による価格圧力の増大、その他には医療事故、訴訟リスク、為替相場の急激な変動など。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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