米株価はビッグスリー倒産
(自動車メーカー・GM、クライスラー)を織り込んで上昇している。
市場では楽観論が過半をしめてきた。
4/24 ダウ$119.23のプラスサイド。
しかし、注意しなければならないというか、危険気わまりなし。
相場はモメンタムにより見失っている事を忘れている。
★株価はビッグスリー倒産を織り込んだが、その波及効果は織り込んでいない、と私は判断している。
つまり、リーマンのように気軽に潰してみたが実は大問題だった、
という結果を予想する。破綻による大量失業者、
それによる自治体の財政負担増加、下請企業の多数の連鎖倒産が問題となるだろう。
また、現在の株価上昇は既にビッグスリー破綻を織り込んであり、
実際に破綻しても織り込み済みのものは株価に影響しない。逆に「噂で買ってニュースで売る」事態になる可能性も十分にある。
おそらくGW後の暴騰により、日米欧の市場参加者は
これから来る『真の恐怖』を忘れてしまうだろう。
相場は総悲観に生まれ、疑心暗鬼で上昇し、
楽観の内に消えて行くのである!!!!!