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不景気だからこそ株価は上昇する
「景気が悪いのに、株価が上がるのはおかしいです。また日経が6000にいくとおもいます。どうおもいますか?」 というメールを頂きましたので、ちょっと簡単な景気回復の仕組みついて書いてみます。まず、「景気が悪いのに。。。」 これは株を買う上で危険な考え方です。買い方ならば、景気が悪いからこそ買いましょう。景気が悪くなると、中央銀行は、政策金利を大きく引き下げます。政策金利を引き下げるという事は、銀行預金の金利も下がりますので、銀行へお金を預けるより、他でお金をつかおうという心理、動きになります。また企業も銀行からの借入金の利率が下がるため、資金調達がしやすくなります。しかし、景気が悪いという事は、銀行が持っている不良債権、不良資産が多く、ようするに体力がない(お金に余裕がない)状態ですから、金利の利下げのみでは景気悪化、株価下落を防ぐ事はできません。よって、政府や中央銀行は、銀行がもっている不良債権、国債などを買い取り(買いオペと呼びます)銀行にお金が余裕がある状態を意図的に作ってあげます。景気が悪くても、市場にお金が流れやすい状態ができたら、大口投資家は、株式市場にお金を投入しはじめます。そうすると不景気でも、企業の業績、見通しがいかに悪くても、株価はあがりはじめるのです。この現象を不景気の株高、金融相場とよび、これまで売られてた分の反動もあり(空売りも巻き込むため)、株価がもっと上昇しやすい時期になるのです!現在は、その不景気の株高の状態です。だから、企業業績、景気の状態を見るより、政策を見るべき時なのです。国策には逆らうなという相場の格言もこの仕組みからきてます。アメリカに関しても日本に関しても、景気はもちろん悪い。ただ、政策的には売りにくい状態なのは間違いありません。なので 6000までの売りたたきはもうないとおもっております。株価があがれば、銀行や保険会社、ファンドなども体力が回復してきますから、さらに資金をつかえる状態になってきます。さらに買いが有利になるということです。だから、日経7000ぐらいでは必死に買いだ買いだ!といってたのです;;政策には逆らうなです^^相場に絶対はありませんので、日経が6000になってもよいようなポジショニングは常にやっておきましょう。くる株・株ブログランキング投資家のお役に立つ記事を書いております。少しでもお役にたったらランキングクリックお願いいたします^^
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