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ブログ

【投資脳のつくり方】“中国株”の上昇は“本物”

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【本日のニュース】/新興国の株価上昇は本物か
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●テンプルトン・アセット・マネジメント会長、マーク・モビアス氏に聞く


―――新興国株式市場は3月からの上昇が特に目立ちます。どのように分析していますか。


「なぜ米欧や日本ではなく、まず新興国に投資マネーが戻り始めたのでしょうか?答えはハッキリしています。1997年のアジア危機、98年のロシア危機をくぐり抜け、新興国の政府と企業の両方が筋肉質になったからです。外貨準備高や、国内総生産(GDP)に対する公的債務の割合などの指標では、欧米に比べ新興国の優等生ぶりが一目瞭然です。金融機関や事業会社も新興国は米欧ほど借金まみれになっていませんでした」


(2009/04/19日経ヴェリタスより一部抜粋)


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【ニュースの深層】“中国株”の上昇は“本物”
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■いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。


経済アナリスト、木下晃伸(きのした・てるのぶ)です。



■新興国の中でも中国株に関しては、ずいぶん前から当メールマガジンでお伝えしてきました。


例えば、いまから4年ほど前の2005年9月には、以下のように記載しました。


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2005年9月1日(木曜日)

●ゴールドマンなど企業連合 中国工商銀に出資へ
(日本経済新聞朝刊 9面)

中国の不良債権処理は、外資系にとってビッグチャンス。米大手証券ゴールドマン・サックスを中心とする企業連合が中国最大の銀行である中国工商銀行に出資することが31日明らかになった。


中国の4大国有銀行は不良債権処理にあえいでいる。しかし、外資系企業は、不良債権ビジネスが宝の山ということを知っている。


80年代、米国では金融危機が吹き荒れたにもかかわらず、株価は3倍になった。
日本でも、2003年りそな銀行国有化以降株価が大きく反発した。これから中国でも同様のケースが起こる。
*****************



■当時、中国上海総合株価は1000ポイントレベル。その後、株価は6倍に上昇したことは記憶にまだ新しいことでしょう。


一方で、一昨年07年9月には、逆に“バブル”を指摘、株価の下落につい当メールマガジンで指摘したのです。


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2007年9月3日(月曜日)

●1.株式時価総額が日中逆転

>日本の株式相場は、8月乱高下
>サブプライムローン問題が尾を引く
>8月末には香港を含む中国が初めて日本を上回った


日本は現時点ではローカルマーケットだ。中国の株式市場は香港、上海、シンセンの3ヶ所。それぞれの時価総額は8月末現在、264兆円、276兆円、82兆円だった。合計では621兆円となった。


一方で日本では、東証が8月末で合計552兆円。中国が1ヶ月で44兆円増加したにもかかわらず、日本は、31兆円減少、一気に追い抜かれてしまった。(中略)


ただその成長プレミアムとして付与されるバリューエーションの水準がPER(株価収益率)60倍なのかどうかは議論が分かれる。高成長の反映と見るか。
高すぎる、というのが私の感想だ。
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■その後、株価は大幅に下落、中国株の幻想は潰えたかのように見えました。


しかし、私は、08年に開催された北京五輪“後”こそ、株価が上昇する可能性が高い、と考えていました。


そのため、昨年9月には、当メールマガジンの姉妹版「投資脳のつくり方~海外株バージョン~」を創刊、中国情報を今まで以上に積極的に収集する体制を整えたのです。


ただし、「日経マネー」、「株式新聞」等、マスコミで発表した上記意見に対しては、“意外感”を持って迎えられたように思います。



■では、現在の株価はどうか。非常に力強い動きとなっていることは多くの投資家も気づいているところでしょう。


本日ニュースでご紹介した、テンプルトン・アセット・マネジメント会長のマーク・モビアス氏は、新興国投資におけるカリスマファンドマネジャーの一人。


彼が運用し、ニューヨーク証券取引所に上場している代表ファンド「テンプルトン新興国代表ファンド」は今年3月以降で約4割値上がりしています。


具体的に、モビアス氏は中国に関して、日本経済新聞社のインタビューに対し、こう答えています。


「中国株には『新興国市場ファンド』の21.2%と最も多くの金額を投じており、強気の姿勢を崩していません。最大の理由はやはり高成長です。(中略)
中国は今後も一党支配が続くでしょうが、資本主義的な経済運営が放棄されることはないでしょう。それによって国がうまく回っているからです」



■私も同様に考えます。


これからの数年、中国株に投資をしているかどうかは、リターンに大きな差となって現れると私は考えています。



■中国情報は平日毎日更新の姉妹版「投資脳のつくり方~海外株バージョン~」(無料)よりどうぞ!


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http://www.mag2.com/m/0000271838.html 



(文責:木下晃伸 きのしたてるのぶ)


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