東京市場概況 大幅続伸で8700円台回復、自動車株がけん引

[kuma_kuroiwaさん]

　２日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸。大引けは前日比367円87銭（4.40％）高の8719円78銭だった。8700円台は１月９日（8836円）以来の水準。前日の米株式相場が市場予想を上回る複数の経済指標を受けて上昇したことを好感し、幅広い銘柄に買いが膨らんだ。米自動車市場の底入れ期待が意識されたうえ、外国為替市場で円相場が軟調に推移し、業績不安の和らいだトヨタやホンダが大幅に上昇。ソニーやキヤノンなどハイテク株も買われ、三菱ＵＦＪなどの銀行株や保険株も大幅に上げた。中国の景気対策への期待から、上海株などアジアの株式相場が総じて上昇したことも投資家心理を強気に傾けた。東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）も続伸。終値は前日比32.87ポイント（4.14％）高の826.69で、３月26日以来の水準を回復した。