元祖SHINSHINさんのブログ
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「さらばアメリカ」 大前研一著
小学館 1,500円+税
クリントン女史が来て早々なんですが、「さらばアメリカ」。。
Take5で紹介してきた著者とは、かなり違った角度で色々なことをお書きになられています。
面白かったのは、「第4章 アメリカン・ジャーナリズムの落日」と
「第5章 敵国なき時代 オバマ外交の連立方程式」。
ライフスタイルからして、ほとんどアメリカ人といってよい著者ならではの立場から、
的確な洞察をもって様々な問題が描かれています。
特に第5章では、ユーラとかドーラという表現で、
ユーロとアメロについても触れていますし、
カナダやメキシコと米国の関係という、
アメロ成立には欠かせない要素についての見聞は、とても参考になります。
結論:この著書のお陰で、米国というすっかり変質してしまった国家の性質と、
周辺諸国の事情から、
アメロ戦略は十分に成立しうる構想だと再認識しました。
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