中国の財政出動から考える

[はるるっぴさん]

中国経済の話から

長いので時間のない人は、読むのをやめましょう。


中国は、世界にさきがけて50兆円の先行投資をした。
中国経済を下支えする効果は期待できる。

（市場関係者人がそのように言っている様子。）

逆に言えば、中国経済を下支えする効果しかない。


間違ってばかりいる専門家によると

「中国経済にも回復の兆しが見えつつある」

と書いている。


著名なダメ専門家の意見は、実は参考になる。

反対のことが起きる可能性が高い。


多くの専門家は、結果論の後講釈をしているだけ。

株が上がったら

強気論を競い

株が下がったら

弱気論を競う

高いときに買って安いときに売りましょうと
言っているのと同じ。

何の参考にもならない。


(^_^;)


長期投資家は、中国の動向もWatchしておくべきでしょう。


中国は、

輸出ダメ
失業増加

などなど


瀬戸際外交ではなく

瀬戸際経済だと思う。

(>_<)


周知の通り、中国は、株と不動産でバブルを起こした。

（余談：インド経済の発展は、ずいぶん先になるだろう。）


中国株バブルのとき、やめとけばよいのに
日本の金融機関は、中国株を成長株といって推奨していた。


その当時、ある証券会社の支店長が
こう言っていたのを、たまたま聞いた。

「日本は、もう成長しません。これから成長する国々である
中国やインドを投資先に加えることは、誰でもわかることですね～」

その説明を聞いていたご年配の夫婦が、気の毒に思った。


奥様らしき人がこう言っていた。

「よくわかります。」


そのときの中国株が、最高値だったと記憶している。

(~_~;)


さて、

中国のトップは、基本的に選挙はないので、
国民生活よりも政治の安定をはかりたいと考えている
指導者が多い様子。

社会の安定のため、内陸部への投資に力をいれている。

（日本のマスコミでは、あまり報道されないが、中国では、暴動が多い。）

日本のトップは、選挙に勝つことも考えている。

立場が、かなり違う。


長期投資家は

アメリカなどの欧米諸国はもちろんですが

中国経済の状況も、見落とせないでしょう。


そして、足元の日本企業。

多くの日本企業は、反省をしている。

（失敗をして反省をしていない会社は、ダメだろう。）


次のグローバル化に備えている。

株式の推奨ではありませんが


一例を挙げると

キリンホールディングス（2503）

オーストラリア
ニュージーランド
（もちろん進出は、簡単にはいかない。）

そして

アジアに向かっている。


世界最大の食品飲料会社

スイスのNestle（ネスレ）

に対抗している。（よい意味）


以前、わたしごときが
幸運にもキリンビールの偉いさんと飲むときがありました。

立派な方たちと思いました。

テレビに出てくる文句ばかり言っている
つまらない評論家やニュースキャスターと

人物が違う。

（ニュースゼロで勉強していると勘違いしている
小林　麻央ちゃんは声もユニークだから、何を言ってもよいでしょう。）


キリンビールは、すごく上の会社
アサヒビールは、上にいったり、下にいったりする会社。
サッポロビールは・・・頑張れ！

バランスシートを見ただけでもすぐわかるでしょう。


しかし
証券会社の投資アドバイザーなどは
アサヒやサッポロを推奨していた。


理由は

「おもしろい銘柄。」


真面目な長期投資家は、おもしろくない
すごくいいものを安く買いましょう。

（個人的には、アサヒのスーパードライやサッポロのエビスビールは好きです。）

推奨しませんが

花王（4452）やP&Gもいい会社だと思う。

花王は、三日月の向きがかわったことも好感できる。
先日、たまたま横を通ったので、展示ルームを見た。

いい雰囲気だった。

よいと思う。


大手証券会社の今月の推奨銘柄にもなっていた。

これは、よくない。

花王を好きでもない投資家が、株を買おうとする。

余計な値段がつく。


これも推奨しませんが、P&Gもいい会社。
従業員も、家庭的な感じのよい人が多い。

先日、知人のP&Gのブランド・マネジャーの話を
証券会社の担当者にすると

「P&Gのファンド・マネジャーですか！　すごいですね～」

(^^♪

と答えが返ってきた。
職業病かもしれない。

ブランド・マネジャーと言っているのに…


真面目な長期投資家が、よく実行していることのひとつに

「いい会社」を捜している。


特に今は、捜すチャンスだと思う。
ピンチに強い会社がわかる。


今、わたしが、個人的に推奨しているのは
小口の純金積立だけです。


おしまいです。


あすは、時間なしで日記なし。
あさって以降は、未定です。


長期投資家の心構え

「逆境は偉大な教育者」