7日日経朝刊@16面
繰り延べ税金資産、上場企業、取崩し相次ぐ
業績悪化で損失が膨らみ、繰延税金資産を取り崩す動きが出ているとの記事。
パイオニア:約100億円以上
大京:約47億円
ジョイント:約40億円
東急建:34億円
正興電:10億円
ドワンゴ:10億円
ギャバン:09年2月末に4億5千万を取り崩す予定(おそらく3期連続で赤字になる見込みのため)
繰延税金資産は今後十分な課税所得があると予測できることが条件で計上されるものなので、業績低迷などで十分な課税所得が得られないと判断されると取り崩す必要がある。
3年連続で税務上の赤字を出すと、資産計上はできません。
パイオニアは、会計士から指摘される可能性がある分を計画に織り込んだとのこと。
会計士の間では企業側の主張も慎重に見極める必要があるという声があるらしい。
んー。まだ増えそうな気がする。