優利加さんのブログ
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株価は目先は上に行きたがっている
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -76.47 @44,705.43, NASDAQ +76.96 @19,480.91, S&P500 2.73 @6,049.88)。ドル円為替レートは149円台後半の前日比円高ドル安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が326に対して、下落銘柄数は1,280となった。騰落レシオは102.77%。東証プライムの売買代金は4兆2927億円。
TOPIX -13 @2,741
日経平均 +28円 @39,276円
米国では、週末に予定されている米11月雇用統計の発表を控えて様子見ムードが広がり高安まちまちとなった。S&P500は3日続伸して史上最高値を更新した。10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数は774.4万件(>予想747.5万件、前月737.2万件)へ増加し、労働需給が締まっていることを示した。これを反映して米10年債利回りは前日の4.194%から4.226%へ上昇した。
本日12月4日の東京市場では、日銀が12月の金融政策決定会合で政策金利を据え置く可能性について一部の通信社が報じた。これにより当初想定していたほど早く利上げはしないとの観測が高まったため、円高圧力が弱まり輸出関連銘柄を下支えるとの見方があった。実際には円高ドル安は進み1ドル=149円台に突入した結果、トヨタ自動車やホンダなど自動車株は売られ一方、ニトリHDは買われて上げた。
韓国のユン・ソンニョル大統領が突如「非常戒厳」を宣言した。6時間後には解除されたが、韓国通貨(ウォン)安と株価の下落として余波は続いている。
日経平均の日足チャートを見ると、長い下ひげを引いた短陰線(たくり線)で小幅高となった。上から25日、10日移動平均線、60日移動平均線が並びすべての移動平均線は上向きに転じ、株価はそれらすべての移動平均線の上で推移している。株価は上方向へ行きたがっている。
33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、銀行(1位)、電気・ガス(2位)、金属製品(3位)、陸運(4位)、建設(5位)となった。
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