半導体は成長の続く息の長い産業

[株道楽さん]

今朝がた終わったアメリカ市場を振り返ると、

マグニフィセント７でエヌビディアだけが上げていた。

上げは小幅だが、一際目を引く。

SOXLも上げて、半導体株は強かった。

エヌビディアの決算はパスしたと受け止められている。

市場の評価は甘くはなかったが失望売りが出ることなく推移しているのは喜ばしい。

今後徐々に上げてくる展開になるといいと思う。

細かいことを気にすれば、エヌビディアにも多少の懸念材料はある。

ブラックウェルの発熱問題である。

株価は期待と不安の中で上がる。

不安がなければ一気に吹き上がって、短い期間で終わってしまう。

打ち上げ花火のように一瞬夜空を彩り消えてしまう相場より、

線香花火のようにちらちら長く燃える相場のほうが強い。

半導体産業は息の長い成長産業である。

時々陰ることもあるが、いつまでも燃えてほしい希望の光である。