季節は秋です。人の世の移り行く姿と、それをいとしむ、感情の歌です。
このバスの中の2人は、どうなるか。そのまま、無言で、別れてしまうだろう。そんな、切ない歌でもあります。この2人、前は、恋人どうしだった。
それが、どうして、別れたのか。人の世の、はかなさと、移り行く、世の中である。そして、これが、今生の別れとなるとは。
人の世とは、そんなもんです。いくら、粋がっても、心の隅は、悲しさ、むなしさが残るものです。
この歌い方は、声かけ、それに対する、応答という形式で歌っている。
昔の、恋文、それに対する、返歌という形式である。
カラオケに、人々が、集まるようになりました。今日も、どこかのカラオケ店で、歌われていることでしょう。
それと、音質が、ひじょうによいですね。浅丘ルリ子の声には、心が揺さぶれます。
夕陽の丘 石原裕次郎・浅丘ルリ子
https://www.youtube.com/watch?v=Cq5Vtv4hE5U