外国人投資家のWatchしているものをWatchする

[はるるっぴさん]

日本株相場は、

1989年のバブル崩壊まで、個人投資家が
相場を主導していた。

そして、その後、1999年のITバブルの崩壊まで
金融法人が相場を主導していた。


ITバブルが崩壊してから、
日本株は、外国人投資家に占拠されている。


制空権を外国人奪われているので、
日本人の理屈が通じない。

日本の証券会社は、数学の頭脳を持たないので、
先物市場を外国人に完全制覇されている。
足元の日本株市場も、手も足もでない。


日本株相場は、しっぽ（先物）が、体を動かしている状態。


個人投資家や、金融法人の存在感は薄い。
今は、力がないので、見なくてもよい。
ヒマがある投資家は、どうぞ～


世界の金融機関が、高速道路を突っ走っている間、
日本の金融機関は、バックミラーを見て、
車庫入れを何度も繰り返していた。


欧米の金融機関は、ずっと先にいってしまった。
しかし、大幅なスピード違反のため

サブプライムという地域で
大事故を起こしてしまった。

くるくる～バキーン!!

(>_<)


それから、世界危機に発展している。


将来、また、走り出してほしい。
しかし、そのときには、
スピード違反を取り締まるカメラが

たくさん設置されているだろう。


制限速度を必ず守ってほしい。


さて、

投資家も同じ。

力のない金融法人をみるのではなく、
外国人投資家をWatchすべきでしょう。


演劇にたとえれば、

通行人（日本の機関投資家や市場関係者）を見るのでなく、
主役（日本株で影響力の強い外国資本の動向）を

見るべきでしょう。


有名なイギリスのウィンブルドン現象にたとえれば、

強いのは、外国人。
どうして、母国イギリス人のプレヤーは、
強い外国人のテニスを研究しないのか。

日本の相撲もどうして、
強いモンゴル相撲を研究しないのか？
わたしこと、相撲の勉強していないので、よくわからない。

何となく、少し不思議な気がする。(・・?


多くの机上の優等生の経済評論家は、
今、デフレになっていると、のんきなことを言っている。

原油価格の高騰のときは、インフレ警戒と言っていた。

事件の後追いをして大騒ぎしているだけとも思える。


しかも、今おきていることは、

「デフレ」ではなく

「デフレスパイラル」です。

投資家は、評論家と違うので、間違わないようにしたい。


世界経済の大混乱の解決への道筋が見えてくるまで、
しばらく、この恐慌状態が続くかもしれません。

外国人投資家が見ているのは、日本ではなく、世界です。
だったら、世界をWatchしましょう。


澤上先生のおっしゃっている日本人の日本株の実需買いは、
日本株が上昇してからだと思う。

残念ながら、本当に安いところを買ってくるのは、
投資先進国、外国資本でしょう。
勉強の次元が日本の経済評論家と違いすぎます。


しかし、一番安いところを買えるのは、神様でしょう。


余談：

わたしこと、勤務時間中にみんかぶを
さわることは、ありません。

週末に投資メモを書いて、
知人に貼り付けしてもらっています。

そのため、タイムラグがあります。
ご了承ください。


今年のみんかぶは、これでおしまいです。


来年は、少しでもよい年になるよう祈ります。

良いお年をお迎えください。