堅実さんのブログ
寒い朝(6.1.16)12時57分
寒中ですか。15日は小正月。昔は、「繭玉(まゆだま)を赤い木の枝に刺し、今年の繭が良く出来ます様にと、願ったもんだ。その繭玉は、もち米の、割れたのを(くず米)、蒸かして、だんごにして、木の枝に刺した。
このまゆ玉は、2,3日後に、汁の中に入れると、とても美味しかった。餅よりも、美味しかった。
昔は、季節にあった行事が幾つもあった。1月7日は正月飾りを、子供会でリヤカーで集めたものを燃やす、「どんど焼き」である。まだ暗いうちに起き、竹の棒に、するめや、餅を刺し、このどんど焼きにあぶって食べた。「どんど焼き」を、管理しているのは、村の青年団である。寒くて、貧しいながらにも、活気はあった。村中の人が来て、今年の、平安を願ったもんだ。
冬の間は、我が家では、白菜やネギを畑から採って、青果市場に出す作業である。上州の「からっ風」は、身体を冷やす。鼻水をすすりながらの作業である。大根は、冷たい水の中で洗う。手がかじかむ。こんなつらい作業であった。
今でも、白菜とネギは出しているが、石油ストーブで、温まりながらの作業で、昔程、辛い仕事では、なくなった。
吉永小百合/「寒い朝」 /マヒナスターズ
https://www.youtube.com/watch?v=ezQUhHyFdps
吉永小百合は、女優として、別格であることは、以前の、ブログに書いた。
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りす栗さん2024/1/16 13:08こんにちは。最近は季節感がありません。行事もしないせいがあるけど、自分が鈍感になったのでしょうかね。日経平均下げてますが、値が高いので、全体から見ると微少のようですね。
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堅実さん2024/1/16 13:35りす栗 さんへ「最近は季節感がありません。行事もしないせいがあるけど、自分が鈍感になったのでしょうかね。」このどんど焼きは、今でも生れた村では、1月7日にやっております。村人の、コミュニケーションとしても、やってゆこうというようです。「日経平均下げてますが、値が高いので、全体から見ると微少のようですね。」チャートで、見ると、なかなか買い場がないです。待ちましょう。
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小督さん2024/1/16 21:55こんばんは繭玉って初めて聞きました。関西で言う餅花のようですが、きっと養蚕業に携わる地方ならではの習慣なんでしょうねお正月飾りをする家も少なくなってきていますし、とんど焼きは火の管理も大切なので、地元の神社やお寺、自治会の協力も欠かせませんが、ここも人手が少なくなっているんですよね
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堅実さん2024/1/16 22:37小督 さんへ「繭玉って初めて聞きました。 関西で言う餅花のようですが、きっと養蚕業に携わる地方ならではの習慣なんでしょうね 」関東地区は、特に、群馬県は、かつて養蚕が盛んでした。富岡製糸工場が、できたのも、江戸時代から、養蚕が盛んだったからです。高崎線は、横浜に生糸を運ぶために、いち早く、造った、線路です。これで、日本は、外貨をかせいだのです。これにより、軍艦を買ったり、建造しました。日露戦争で、日本海海戦で、バルチック艦隊を破った、資金源だったのです。関西で言う、餅花は、小生には、わかりません。ついでに言うと、藤の花を家に持ち込むなということが有ります。藤の花は、垂れ下がります。繭の値段がさがらないようにという、おまじないでした。「お正月飾りをする家も少なくなってきていますし、とんど焼きは火の管理も大切なので、地元の神社やお寺、自治会の協力も欠かせませんが、ここも人手が少なくなっているんですよね」この「どんど焼き」は、村のはずれの桑畑の、決められた場所で、毎年、やりました。青年団が、火の管理をしました。青年団が、火をつけ、後かたずけも、青年団が、きちんと、消したのです。今でもどんど焼きは、やっておりますが、お正月飾りが少ないので、竹で枠組みをして、稲わらで、周りを飾り、天上には、松とみかんで、お飾りをしています。稲藁は、米を作っておりますので。余るほどあります。最近は、自治会が主催で、お正月のかたずけよりも、村の中のコミュニケーションの方が。大きいです。参加者には、酒をふるまったり、みかんを分けたり、甘酒も、配ります。もちろん、餅を焼いたりしますが、最近は、するめが、ないです。子供には、ポテトチップスを配ります。昔とは、変わっておりますね。冬の風物誌です。