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米帝国化に2つの戦略 (その10)

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プラザ合意後の日本のバブルとアジア危機

ドルを支えてるのは誰か?

それは高いリターンを求める世界中の投資家である。

ドル建て証券に対する需要が増加してドル高となり、

米輸入が増加して赤字が増大した。

米国に赤字が集中したのは97年のアジア危機からだ。

アジア危機でアジアに対する投資が減り実質的に

貯蓄過剰となり、この余剰が米国へと向かった。

また、日本が大量に米国債を購入してるのは旧知。

赤字は、米、英、スペインといった国に集中するようになった。
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