投資歴20年のmasaさんのブログ
米国株はファースト・リパブリックの大規模預金流出で売り誘発
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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4月26日 水曜日
米国株について
ダウ平均は344ドル安の33530ドルで取引終了。
午前中はジリ安で150ドルほど下落。午後は一段安になったあと安値圏で全く動かず。
〇主要3指数
ダウ平均 1.02%安
ナスダック 1.98%安
S&P500指数 1.58%安
〇ダウ構成銘柄
7銘柄が上昇、23銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
ジョンソン&ジョンソン 0.9%高
ユナイテッドヘルス 0.6%高
ベライゾン 0.5%高
メルク 0.5%高
IBM 0.3%高
下落率の高い順
ダウ 5.2%安
アメリカン・エキスプレス 2.7%安
インテル 2.6%安
マイクロソフト 2.2%安
セールスフォース 2.1%安
〇経済指標
・4月の消費者信頼感指数は101.3になりました。
3月から低下、市場予想を下回っています。
・3月の新築住宅販売件数は、68万3000戸になりました。
2月から増加、市場予想を上回っています。
〇地銀の大規模預金流出で金融不安が少し高まる
ファースト・リパブリック銀行が50%近い下落。大規模な預金流出を嫌気した売りが膨らみ、一時取引停止。
最近は、地銀破綻による金融不安は和らいでいましたが、警戒感が少し高まった印象。
金融不安は広がらないかも
11業種全て下げていますが、最も下げたのは素材(2.15%安)、次が情報技術(2.09%安)、一般消費財(2.05%安)、資本財(1.83%安)、金融(1.76%安)の順でした。
ダウ平均は1%を超える下落になっていますが、取引開始から大きく下げずジリ安。また、同業の銀行株は突出した下落率になりそうなところ5番目なので、ファースト・リパブリックによる影響は大きくなかったとも言えます。
〇直近の株価推移が売りを誘発
直近の相場は34000ドルまで上昇トレンドが続いた後、ジリ安傾向になっていました。34000ドルを超えていく可能性もあり、前日まで僅かに続伸していましたが、高値警戒感および決算発表本格化を前に利益確定の売りが出やすい状況でもありました。
〇次の下値は33300ドルから33400ドルの間
同水準には25日移動平均線、75日線、100日線が通っているので、下値抵抗になると考えています。これを下抜けると見切り売りと失望売りが膨らみ、33000ドルまでの下落を想定。
〇ハイテクへの警戒感は和らぐ
ハイテク比率の高いナスダックは2%近い大幅安になりましたが、引け後に発表されたマイクロソフトとアルファベットの好決算を受けて、ハイテクへの警戒感は少し和らぐと考えています。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は33300ドル、上値は33800ドルになると考えています。
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