投資歴20年のmasaさんのブログ
米国株は需給関係悪化と景気後退懸念で大幅安
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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1月19日 木曜日
米国株について
ダウ平均は613ドル安の33296ドルで取引終了。
取引開始から30分ほど34000ドル付近で揉み合いますが、その後は右肩下がり。午後は安値圏で揉み合った後に一段安となりました。
〇主要3指数
ダウ平均 1.81%安
ナスダック 1.24%安
S&P500指数 1.56%安
〇ダウ構成銘柄
上昇した銘柄はありません。構成30銘柄は全て下落。
下落率の高い順
ハネウェル 3.7%安
IBM 3.2%安
3M 3.0%安
コカ・コーラ 3.0%安
JPモルガン・チェース 3.0%安
〇地区連銀経済報告
・経済活動はほぼ横ばい。
・物価上昇は勢いが鈍化、緩慢、緩和的に上昇。
〇経済指標
・12月の生産者物価指数は、前月比-0.5%になりました。
11月から大幅に低下、市場予想を下回っています。
・12月の小売売上高は、前月比-1.1%になりました。
11月から少し悪化、市場予想を下回っています。
・12月の鉱工業生産は、前月比-0.7%になりました。
11月から悪化、市場予想を下回っています。
本日発表された経済指標は全て低下・悪化。
物価指数の低下はインフレ低下につながり利上げ縮小を後押しするものですが(株式相場にプラス材料)、小売売上高と鉱工業生産の悪化による景気減速懸念がマイナス材料になりました。
取引開始から30分ほど小高く推移していたことから、経済指標の悪化による影響は限定的かと思われましたが、後の大幅安をみると後から悪化が効いてきたという印象。
〇34000ドルの壁(上値抵抗が厚い)
直近は34000ドル付近に控える戻り売りを吸収しながら上昇してきましたが、本日は一転大幅安となりました。右肩下がりになり始めたところで、上値の重さを感じた投資家と直近の上昇で買い付けていた投資家による見切り売りと失望売り。またAIやプログラムされたロスカット(損失拡大を防ぐために設定された損切りの水準)も下げに拍車をかけたのではないかと。
少し前に連日書いていました通り、34000ドルは大きな節目で強い上値抵抗。また、同水準は厚い壁になっていることから、多くの戻り売りが控えています。直近は順調に上昇していたので34000ドルを大きく超えていく可能性もありましたが、経験則通りの展開になってしまいました。
〇全面安
これだけ下げれば当然とも言えますが、ダウ構成30銘柄は全て下落。11業種全てが下落する全面安となっています。
〇次は33000ドルの壁
33000ドル付近は下値に控える厚い壁。この水準が下値抵抗になると考えています。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は33000ドルで、上値は33600ドルになると考えています。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
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