投資歴20年のmasaさんのブログ
米国株は暴落の始まりか
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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12月16日 金曜日
米国株について
ダウ平均は764ドル安の33202ドルで取引終了。
午前中は下げてスタートした後も右肩下がり。一時950ドル安まで売られますが、その後は僅かに買い戻されて下げ幅縮小。
〇主要3指数
ダウ平均 2.25%安
ナスダック 3.23%安
S&P500指数 2.49%安
〇ダウ構成銘柄
ベライゾンのみ上昇、他29銘柄が下落しました。
下落率の高い順
IBM 5.0%安
アップル 4.6%安
インテル 3.9%安
ウォルト・ディズニー 3.8%安
ダウ 3.5%安
〇経済指標
・週間新規失業保険申請件数は、21万1000件
前回より改善、市場予想よりも良い。
・11月の小売売上高は、前月比-0.6%
10月の+1.3%から大幅に悪化、市場予想よりも悪い。
・12月のNY連銀製造業景気指数は、-11.2
11月の+4.5から大幅に悪化、市場予想を大きく下回っています。
・12月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数は-13.8
11月の-19.4から改善、市場予想よりも悪い。
〇全面安
これだけ下げれば当然ですが、ダウ構成銘柄ではベライゾン以外下落。業種別では11業種が全てが下落。
〇景気後退と株高に伴う利益確定売り
前日のFOMCで株価は乱高下しましたが、142ドル安で(それほど下げずに)無事通過。本日は、景気後退と株高に伴う冷静な利益確定売りが多く出たと考えています。
景気後退への警戒
12月2日に書いていましたが、景気後退に伴う株価の大幅下落を予想している機関投資家が増えています。本日発表された指標も2つが大幅に悪化。
利益確定売り
10月の29000ドルから11月には34000ドルまで、5000ドルも急上昇。大きな節目は強い抵抗になりやすく、前回(8月)高値でもあることから利益確定が出やすい。
〇高値圏のボックス相場から下抜ける可能性
利益確定売りが出る一方で買いも入り、11月以降は同水準を挟むボックス相場になっていましたが、本日の大幅安で完全に下抜ける可能性が出てきました。(本日の下抜けは、まだ耐えられる可能性あり)
〇「三尊型(ヘッドアンドショルダーズトップ)」再形成
前日に消滅したと書いていましたが、再び再形成する可能性が出てきました。
〇33000ドルが下値抵抗になりました
大きな節目は強い抵抗になります。本日の安値は33016ドルで、そこから少し戻しています。
〇次の下値抵抗は32000ドルから32500ドルの間
33000ドルを下抜けた場合、次の下値抵抗は大きな節目となる32000ドルから100日線と200日線が通る32500ドルの間になると考えています。これらを下抜けると、状況は更に悪化。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は32700ドルで、上値は33700ドルになると考えています。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
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