7月FOMC終了後のパウエル議長記者会見で
「利上げペースを緩めることもあり得る」という発言を受けドルが売られ
株式市場・債券市場・コモディティ市場等に怒涛の買いが入りました。
一方で「米国経済はリセッションに陥っていない」とも発言。
しかしCPIは前月比+9.1%上昇、GDPも2四半期連続でマイナス成長となり
指標を見る限りリセッション入りは明白です。
パウエル議長はさらに「FRB経済レポートを鵜呑みにすべきではない」
「今後フォワードガイダンスを控える」などと発言。
景気の後退を否定しただけでなく
今後リセッションについて語る気はないと明言したことが
慎重派のFRBに対する疑念を高める結果になった様です。
従って株式市場はこの先波乱含みの展開を予想しています。
特に8月は機関投資家不在のため、短期筋が参入しやすい環境でもあり
2015年8月11日に起こった大暴落、通称チャイナショックが思い出されます。
ただ長期的に株価は高値を更新して行くと予想しているので
目先のドカスカはどうでも良いのですが
取り敢えず乱気流が起こりそうな8月の売買は避け
気象条件が安定するであろう?9月後半からの参加を予定しています。