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楽天グループ 10年来安値を拾う戦略

8/10、楽天グループは第2四半期決算発表を予定しています。
第2四半期決算発表は楽天グループの鬼門です。
今年も例年通り第2四半期決算発表を材料に株価が値崩れし、10年来安値を点けると見立てて拾いに行きます。

投資戦略
下の投資方針に詳しく書きますが、楽天モバイルが黒字化するという見立てが大前提の戦略です。
楽天グループは、既に楽天銀行楽天証券の株式公開という切り札を使ってしまいました。これで、会社から出せる株価持上げ材料は出尽くしです。
そこで、当面は投資家の心理戦になります。
その折に、鬼門の第2四半期決算発表を迎えます。

楽天グループ 5年チャート ↓ クリックで拡大

楽天グループは、8月に6,7月の安値を下回る安値を記録してきました。
これは、Zホールディングスとの新生活囲い込み体力勝負の結果が影響しています。
ちなみに、過去は楽天グループZホールディングスの共倒れも有ったのですが、過去2年の8月はZホールディングスが勝って大きく株価を騰げ、楽天グループは負けて安値を点けています。
今年の8月は、楽天グループが勝つ要因は過去2年にも増して皆無です。今年は、楽天グループは体力勝負に出るどころかポイント改悪や無料撤廃をしています。
過去10年で唯一8月に楽天グループの株価が騰がったのは2018年ですが、その年は半年を超える株価下落の後で悪材料出尽くしとなりました。
今年の8月も2018年のように悪材料出尽くしとなる可能性も有りますが、それでも2018年のように下げ止まるだけで騰がらないと見立てます。

楽天モバイル
平成29年12月14日、楽天グループはモバイル参入を表明しました。
それから4年半です。
参入当初に標榜していた、技術革新による少ない設備投資で安価な料金を実現する、という事業方針は無理でした。
とうとう、楽天銀行楽天証券を切り売りして楽天モバイルの設備投資資金に充てる事態になりました。
かたや、〓SoftBankは最初に身を削る資金調達をして一気呵成の設備投資をしました。一方で、楽天グループは追い詰められてようやく同じ決断に至りました。
とはいえ、楽天グループ〓SoftBankのモバイル事業立上げ策と同じ開始点に立ちました。
楽天モバイルは、周回遅れという重荷が有りますが、ようやく設備投資の腹を決めたので、ここから黒字化に向かうと見立てます。

投資方針
6/14、楽天グループを 寄付き655円 で 100株 買付け、投資再開しました。
楽天グループは、平成31年3月13日に 931円 で売却して以来、3年3ヶ月ぶりの投資再開です。
私は、〓SoftBank参入で株価低迷していたソフトバンクグループに投資したことで、人生の投資利益の半分を叩き出しました。そこで、楽天グループで二匹目のどじょうを狙います。
ただ、深い意味は有りませんが、私は楽天派ではないので、楽天に愛着ありません。
とはいえ、楽天モバイルが黒字化すれば投資利益が取れるので、少し投資します。

保有銘柄の状況2022.7.15 ↓ クリックで拡大


楽天は、"投資目的"で保有します。
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