アメリカは経常赤字の持続性を確保するため、対外純債務の
増大に歯止めをかけるべく、今まで以上に為替、市況に依存
せざるを得ない。
為替はドル安を意味するから長期に渡ってドル安が続くとの
予想がマーケットで台頭すれば、米国に資本が流入しなくなる。
結局、アメリカの経常赤字が持続可能かどうかは、
外国株式の値上がり次第ということになる。
アメリカ経済の動向は外国資本の継続的流入が確保されるか
どうかに依存している。
それには外国の株高が続くことが必要であり、
アメリカ経済に依存する日本の景気も、自国の株式市場に
依存するようになった。
先進国は成熟化し、その経済は資産価格への依存度を
強めているのである。
16世紀に新世界の金銀がヨーロッパをして、その本来の
資力を超えた生活をし、その貯蓄を上回る投資をする
ことを可能にしたように、21世紀になって国際資本の
完全移動性を実現させることで、現在のアメリカが同じ立場
を享受している。
アメリカの対外純債務の悪化は、市況のおかげで防いでいる。
「バブルの物語」が「ドルの物語」に不可欠であるかを示している。
goldの見解
株、土地、商品のバブルが終わった今
次にドルがどうなるかは必然のこと。
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
コバサン310さま
こんばんは、ありがとうございます。
はい、後は借金をきちんと返してくれるのか?
かなり、疑問です。
こんばんは、ありがとうございます。
はい、後は借金をきちんと返してくれるのか?
かなり、疑問です。
どうも
サブプライムの次は、カードローンの焦げ付きを懸念している声があるようです。(米国内で)
クリントン時代の黒字をブッシュの8年間でマイナスにしてしまった訳で、その上個人消費が冷え込むといよいよ底なし、という気さえします。
サブプライムの次は、カードローンの焦げ付きを懸念している声があるようです。(米国内で)
クリントン時代の黒字をブッシュの8年間でマイナスにしてしまった訳で、その上個人消費が冷え込むといよいよ底なし、という気さえします。