収入を超えた生活 (スペインと米国) (その9)

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

2008/11/30 - goldfingerさんの株式ブログ。タイトル:「収入を超えた生活 (スペインと米国) (その9)」 本文:アメリカは経常赤字の持続性を確保するため、対外純債務の 増大に歯止めをかけるべく、今まで以上に為替、市況に依存 せざるを得ない。

株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.

収入を超えた生活 (スペインと米国) (その9)

goldfingerさん
goldfingerさん
アメリカは経常赤字の持続性を確保するため、対外純債務の

増大に歯止めをかけるべく、今まで以上に為替、市況に依存

せざるを得ない。

為替はドル安を意味するから長期に渡ってドル安が続くとの

予想がマーケットで台頭すれば、米国に資本が流入しなくなる。

結局、アメリカの経常赤字が持続可能かどうかは、

外国株式の値上がり次第ということになる。

アメリカ経済の動向は外国資本の継続的流入が確保されるか

どうかに依存している。

それには外国の株高が続くことが必要であり、

アメリカ経済に依存する日本の景気も、自国の株式市場に

依存するようになった。

先進国は成熟化し、その経済は資産価格への依存度を

強めているのである。

16世紀に新世界の金銀がヨーロッパをして、その本来の

資力を超えた生活をし、その貯蓄を上回る投資をする

ことを可能にしたように、21世紀になって国際資本の

完全移動性を実現させることで、現在のアメリカが同じ立場

を享受している。

アメリカの対外純債務の悪化は、市況のおかげで防いでいる。

「バブルの物語」が「ドルの物語」に不可欠であるかを示している。

goldの見解

株、土地、商品のバブルが終わった今

次にドルがどうなるかは必然のこと。
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
コバサン310さま

こんばんは、ありがとうございます。

はい、後は借金をきちんと返してくれるのか?

かなり、疑問です。
(退会済み)
どうも

サブプライムの次は、カードローンの焦げ付きを懸念している声があるようです。(米国内で)

クリントン時代の黒字をブッシュの8年間でマイナスにしてしまった訳で、その上個人消費が冷え込むといよいよ底なし、という気さえします。
goldfingerさんのブログ一覧