情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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5月10日 火曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、152円安の26167円で取引終了。
欧米株大幅安を嫌気した売りが先行。500円ほど下げた水準で長く揉み合いますが、10時30分を過ぎたころから急上昇。後場も右肩上がりになって152円安まで下げ幅縮小。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は3兆2345億円、出来高は13億7245万株。
値上がり銘柄数は704、値下がり銘柄数は1062、変わらずは71銘柄でした。
〇業種別ランキング
11業種が上昇、22業種が下落
上昇率の高い順
金属、電気・ガス、ガラス・土石、小売、パルプ・紙
下落率の高い順
鉱業、卸売、海運、石油・石炭、非鉄金属
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は83、値下がり銘柄数は139、変わらずは3銘柄でした。
上昇率の高い順
(9107)川崎汽船 6.22%高
(4506)住友ファーマ 4.69%高
(5332)TOTO 3.26%高
(1333)マルハニチロ 2.75%高
(7751)キヤノン 2.72%高
下落率の高い順
(5631)日本製鋼所 15.57%安
(8053)住友商事 8.92%安
(5541)太平洋金属 8.18%安
(1605)INPEX 7.95%安
(9613)NTTデータ 7.17%安
〇米国株による影響
ダウ平均は653ドルも下落、主力の外需総崩れは日本株に大きなマイナス材料。
電気機器に大きなマイナス材料
ハイテク比率の高いナスダックが4%を超える大幅安になりました。3営業日で10%も暴落した展開は、日本の電気機器に大きなマイナス材料。
石油・石炭、鉱業に大きなマイナス材料
米国株では、前日に強かったエネルギーが一転して8%を超える大幅安。日本株でも前日に強かった石油・石炭、鉱業が売り込まれています。
但し、米国株の反発を先取りする押し目買い
ダウ平均とナスダックは大きく下げましたが、ダウ平均は大きな節目で強い抵抗になる32000ドルまであと245ドル。また、3営業日でおよそ1800ドルも下落しています。ナスダックも3営業日で10%も下落。米国株の項で書いています通り、共に反発は近いと予想。この米国株反発を先取りした日本株買いがあったはず。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 2.32%安
ドイツ(DAX) 2.15%安
フランス(CAC) 2.75%安
欧州市場は全面大幅安。主要3市場も揃って大きく下げていますが、値ごろ感による押し目買いで反発期待も高まるところ。こちらについても、欧州株高を先取りした日本株買いがあったはず。
〇欧米株ほど下げず、反発する可能性がありました
前日に700円近く下げているので、本日の欧米株安をある程度先取りしているはず。また、目先の欧米株反発を先取りした買いが入り、欧米株大幅安から受ける印象ほど下げないと予想していました。楽観しませんが、意外と底固く、また反発する可能性もあるのではないかと。
〇26000円が意識される
大きな節目で強い下値抵抗になる26000円まで、あと319円。ここまで下げると2営業日で1000円も下落、値ごろ感による押し目買いが入ると考えていました。