情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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3月29日 火曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、308円高の28252円で取引終了。
高いところで堅調に推移。最後はまとまった買いが入り一段高になりました。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は3兆2489億円、出来高は13億6236万株。
値上がり銘柄数は1466、値下がり銘柄数は635、変わらずは77銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
27業種が上昇、6業種が下落
上昇率の高い順
輸送用機器、海運、サービス、小売、電気・ガス
下落率の高い順
石油・石炭、陸運、水産・農林、空運、不動産
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は142、値下がり銘柄数は79、変わらずは4銘柄でした。
上昇率の高い順
(9502)中部電力 5.88%高
(2413)エムスリー 4.60%高
(7272)ヤマハ発動機 4.19%高
(3382)セブン&アイHD 4.09%高
(4751)サイバーエージェント 3.27%高
下落率の高い順
(5541)太平洋金属 2.22%安
(9021)西日本旅客鉄道 2.15%安
(5020)ENEOSホールディングス 2.06%安
(9007)小田急電鉄 1.79%安
(9002)東海旅客鉄道 1.72%安
〇米国株による影響
米国株についての詳しい内容は、朝に更新している「米国株について」をご覧下さいませ。
ダウ平均 0.27%高(94ドル高)
ナスダック 1.31%高
S&P500指数 0.71%高
3指数揃っての上昇は日本株にプラス材料。また、ハイテク比率の高いナスダックが大きく上昇していることも、日本のハイテクにプラス材料。
鉱業、石油・石炭にマイナス材料
原油価格が大幅安になっていることから、日本株でも石油関連株が売られました。業種別でも石油・石炭が最も下落。鉱業は僅かに上昇。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.14%安
ドイツ(DAX) 0.78%高
フランス(CAC) 0.54%高
ドイツとフランスは買われた後に売り込まれていますが、プラス圏で終えているため日本株に少しプラス材料。
〇為替相場による影響
朝のドル円相場は1ドル123円後半、ユーロ円は1ユーロ136円前半。
前日の朝10時過ぎに、日銀が指値オペを通知したことで急激な円安になっています。ドル円相場は一時125円をつけましたが、その後は123円前半まで急落。それでも124円をうかがうところまで戻していました。
ユーロ円でも137円をつけた後、135円前半まで急落。そこから136円まで戻しています。今のドル円相場は前日の株式相場で織込み済み。ユーロ円は1円ほど円安になっていました。
指値オペによる円安持続期待は、株式相場にプラス材料。とくに、自動車などの輸出関連株には追い風となり、業種別では輸送用機器が上昇率トップ。私の(朝の)予想では、前日の「指値オペの通知」直後から株が買われている為(また、後場は売り込まれているので)、本日に限ればプラス影響は限定的かも・・・と考えていましたが、素直に買われる展開でした。
〇配当狙い
本日は権利取り最終売買日になりますので、配当狙いの買いが入りやすいと考えていました。但し、前日に205円下落したとはいえ、直近は短期暴騰で調整不足。前日にも書いていましたが、配当狙いで買っても後に大幅安となれば本末転倒。また、高値警戒感もありますので、配当狙いで積極的に買い向かう投資家は通常より少ないと考えていました。
〇28000円付近での揉み合いが続いています
3月上旬に底打ちした後、短期暴騰。
28000円を回復した後は、同水準での揉み合いが続いています。