優利加さんのブログ
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下げ余地は小さくなってきた
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +4.74 @24,819.78, NASDAQ @120.13 @7,333.02)。ドル円為替レートは107円台後半の前日比円高となった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,515に対して、下落銘柄数は576となった。騰落レシオは75.84%。東証1部の売買代金は2兆1913億円。
TOPIX ±0 @1,499
日経平均 -2円 @20,409円
日経平均は前日までに4日続落して800円超下げていたので、自律反発狙いの買いが先行した。しかし、円相場が107円台に入りそうなくらい円高が進行したことで、日経平均は一時120円を超える下げとなった。上海株や香港株も下げた。後場になると円高進行が一服し、日銀のETF買い観測が流れ、下げ幅は縮小した。
世界中で金利が低下して債券高となる一方、株安となっている。株安ではあるが、パニック売りではない。静かに株安となっている。その背景には、いざとなれば米国が利下げに踏み切り、それが景気の悪化を防ぎ、株安も防ぐはずであるというある種の安心感があるようだ。
日経平均の日足チャートを見ると、2月8日安値@20,315円の下値支持線で昨日は陽線で下げ止まり、本日は短陰線ではあるが下ひげを引いて踏みとどまった。PER11.56倍、PBR1.03倍のバリュエーションである。売り方もこれ以上はなかなか売り崩しにくいだろう。昨年12月25日にPBRが0.99倍まで下げたが、そこまで下げるとしても下げ余地が小さくなってきた。
https://nikkei225jp.com/data/per.php
33業種中23業種が上げた。上昇率トップ5は、鉄鋼(1位)、ガラス・土石(2位)、海運(3位)、鉱業(4位)、石油・石炭(5位)となった。
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