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坂の上の雲 30年10月25日(木)20時41分

坂の上の雲  テーマソング(スタンドアローン 森麻季 )

株式投資も、戦争も訓練により勝敗は別れる。

https://www.youtube.com/watch?v=P5ze4-iFEL4&list=RDtZUl2m22cAY&index=2 


 画面は、日露戦争の日本海海戦です。日本の連合艦隊と、ロシアのバルチック艦隊との海戦です。連合艦隊は、バルチック艦隊と並行になるために、舵を左に切りました。


この間、10分間。魔の10分間です。この間、バルチック艦隊からの砲撃が続きました。これは、司令長官、東郷平八郎の名前をとって、「東郷ターン」と後に呼ばれました。連合艦隊が、バルチックと並行になったときから、連合艦隊の有利性が出ました。

「本日は、天気晴朗なれど波高し、皇国の勝敗はこの一戦にあり。」指令長官の全員に発した.激(げき)です。これは、波が高ければ、バルチック艦隊からの命中率は落ちる。日本の水兵の訓練は、十分にしてある。この時の命中率は、記憶が確かならば、バルチック艦隊は、6パーセント、連合艦隊は12パーセントで、2倍の命中率です。これは、訓練に訓練を重ねた結果です。


(株式の世界でも、訓練すれば、利益が上がり、損失は少なくなると考えます。)


 結果は連合艦隊の大勝利です。この、勝った理由は、いろいろありますが、ベルチック艦隊の水兵は、長旅で疲れ切っていた。それに対して、日本海軍は船の整備や、射撃訓練を十分にしてあり、命中率は連合艦隊が、2倍あったことなどです。


 もう一つ、忘れてならないのが、群馬県出身の、小栗上野介です。幕府の勘定奉行を務め、明治政府の基本方針を、この小栗が作ったことです。大隈重信は「なんだ、明治政府のやっていることは、全て、小栗の考えたことをやっているだけだ。」と言ったことからもわかります。


 明治維新の言葉は、いい加減なデタラメな言葉です。明治の基礎は、すでに、幕末には有ったのです。これは歴史を調べれば、日本人の学力、経済の発展、技術レベルの高度なことなどです。維新では無く、政権闘争とか、薩長のクーデターというのが適当です。


 小栗は、横須賀造船所を造り、この造船所は、造船だけでなく、工作機械工場、製図を書くための学校などを備えたものでした。この時の製図は、後のJISの元となり、今日でも使われている。横須賀造船所は、総合機械工場でした。旋盤なども備えたもので、機械の部品製作なども行っていた。


 この小栗の造ったドックで連合艦隊の軍艦の整備を十分にやっておりました。これが勝敗を決めたのです。この横須賀ドックは、今でも現役で使われております。


 この歌は、NHK,[坂の上の雲]のテーマソングです。子供の結婚の披露宴で、奮発して歌ってもらおうと考えていたのですが、背骨の骨折の体長不良とか、はたして、披露宴の歌にふさわしいのかとか考えているうちに、当日になってしまって、結局駄目でした。


 しかし静かですが、歌詞に秘められた、その力強さには、心が落ち着きます。


それと、この曲は「森麻季」にぴったりの歌です。彼女でなければ、この歌は歌えない。相性がよいとは、このことだろう。

 子供の披露宴の時、新郎の育ったのが神戸で、阪神淡路大震災の傷痕が、それから、もう20年以上経過しているのに、傷跡は残っている。長老の挨拶で、震災の事が話されたことは、新郎、新婦への祝いの言葉より、この困難の後の、親族の披露宴であったことが、心の慰めになるという内容だった。そしてこの困難を跳ね返したいという思いの、祝辞だった。


この集まった席で、静かに思ったのは、過去の困難であった。これは人々の過去の困難を引きずる披露宴だった。それ程心の傷が残っている。そんな雰囲気の披露宴だったので、やはり歌ってもらうべきだと、思っている。


 



4件のコメントがあります
  • イメージ
    おちゃちゃさん
    2018/10/25 20:59
    坂の上の雲!!!

    私の人生、読んだ本の中で
    1番好きな小説です♡

    その海戦のターンのシーン
    鳥肌ものでした!
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    堅実さん
    2018/10/25 21:00

    堅実です。


    この、日本海海戦の時、東郷平八郎は、立ったまま、微動だに、しなかったと聞きます。男は、こうありたい。



    この役者の顔つきは、いいですね。すすに、まみれて、じっと動かず、気持ちが落ち着きます。




  • イメージ
    堅実さん
    2018/10/25 21:09

    「坂の上の雲!!!
    私の人生、読んだ本の中で
    1番好きな小説です♡

    その海戦のターンのシーン
    鳥肌ものでした!」


    そう思います。この海戦で負ければ、日本は制海権をロシアに奪われ、朝鮮半島への、物資輸送が出来なくなり、やがては、朝鮮半島はロシアに支配されるという、危機感がありました。


    決死の覚悟というのは、この事でしょう。

    東郷平八郎は、この戦闘で死んでもよいと、覚悟をしていたはずです。だから、微動だにしなかったのです。


    株式投資は、どうでしょうか。


    ブログを見ておりますが、個人的には真剣さが足りないと、思っておりますが。(だから、私は嫌われますが)



  • イメージ
    堅実さん
    2018/10/25 21:23

    ふっと、思い出しました。

    最近、沢田研二だと、思いますが、突然の公演中止。これなどは、プロ意識が乏しいと思いますが。真剣さが、足りない。



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