<2692> 伊藤忠食 13070 +520大幅続伸。伊藤忠商事がTOBなどを通じて同社完全子会社化すると発表している。伊藤忠商事は現在、同社株の52.46%を保有している。TOB価格は13000円。前日の取引時間中にTOBの実施が伝わって株価は急伸しており、一昨日終値に対するプレミアムは7.6%となる。TOB期間は2月26日から4月9日まで。7月をめどに上場廃止になる予定。なお、同社ではTOBへの賛同を表明している。
<6855> 電子材料 8490 -1500ストップ安。173万9200株の公募増資、並びに、26万800株を上限としたオーバーアロットメントによる売出実施を発表。発行する株式数は最大で、現在の発行済み株式数の15.8%の水準となる。株式価値希薄化をマイナス視する動きが優勢に。なお、約140億円の調達資金は、AI関連半導体市場の拡大に伴って増加するメモリー向けMタイププローブカード需要に対応した生産能力増強のための新工場建設に充当。
<5262> 日ヒューム 1460 -56大幅続落。公募による自己株式の処分を発表。募集株式数は434万7900株、加えて、65万2100株のオーバーアロットメントによる売出を実施する。第3四半期決算短信をベースとすると、自己株式を除いた期末の発行済み株式数は4613万6488株、今回増加する株式数はその10.8%の水準となる。事業強化を目的としたM&A待機資金に充当するほか、残額は運転資金に充当するとしている。
<5461> 中部鋼鈑 2385 -130大幅続落。前日に業績予想の下方修正を発表、26年3月期営業利益は従来予想の23億円から10億円に引き下げた。価格改定の遅れ、主原料である鉄スクラップ価格の上昇などが背景。第3四半期までの状況から下振れはほぼ織り込み済みともみられるが、一方で、同時に163万7100株の株式売出、24万株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施も発表。目先の需給懸念も売り材料につながった。
<6857> アドバンテス 28125 -490伸び悩んで大幅反落。前日に米エヌビディアが決算を発表、11-2月期売上高は前年同期比73%増の681億ドルとなったほか、2-4月期見通しは780億ドルとし、市場予想の726億ドルを上回っている。ただ、時間外取引では買い先行となったものの、その後は伸び悩む展開になっており、東京市場においても、同社をはじめディスコや東京エレク、レーザーテックなど、関連の大手銘柄は総じて軟調な動きに。
<3994> マネーフォワード 3158 +272大幅続伸。AI脅威論を背景に、SaaSをはじめとして情報ソフトウェア関連は下値模索を続けていたが、前日からは総じてリバウンドを試す動きとなっている。懸念は行き過ぎとの見方も強まり、米国市場ではソフトウェア関連株の買い戻しの動きが強まっており、前日の市場でも買い優勢の流れが続いている。なお、同社株は直近
安値まで、昨年8月高値からは58%、年初から41%の株価下落となっていた。
<8934> サンフロ不動産 2777 +36大幅続伸。伊藤忠商事との資本業務提携を発表。伊藤忠商事に対して550万株の第三者割当増資を実施、伊藤忠は10.14%の株式を保有する大株主となる。割当価格は2800円。株式価値の希薄化にはつながるものの、業務提携効果による業容拡大を期待する動きが先行。調達額約128億円は、都心オフィス再生や新規ホテル開発に充当。
不動産再生事業、ホテル事業分野を中心に包括的な業務提携を行っていくもようだ。
<9980> MRKHLD 123 +30ストップ高。発行済み株式数の6.2%に当たる600万株、6億円を上限とする自己株式の取得実施を発表。取得期間は2月26日から27年2月25日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実行および株主への利益還元を目的としている。需給改善につながるとの期待感が優勢に。前回は2月16日にかけて自己株式取得を実施、上限5億円に対して4.1億円の取得実績。
<3778> さくら 3035 +50下げ渋って続伸。前日に業績予想の下方修正を発表、26年3月期営業損益は従来の3.5億円の黒字から一転5億円の赤字に引き下げた。前期は41.5億円の黒字だった。売上の一部で期ずれが発生したことが背景に。ただ、第3四半期までの状況から下振れは想定線、「NVIDIA Blackwell GPU」約1100基を搭載したAIインフラの稼働を開始したと発表したこともあり、目先の悪材料出尽くし感に。
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