<動意株・19日>(大引け)=アルテック、カーディナル、DDSなど
カーディナル<7855.T>=一時ストップ高。同社は会員カードなど樹脂製カードの製造販売を手掛けているが、ワンチップで安価なRFIDタグ技術で先行、同分野に注力姿勢をみせており、セルフレジ関連としてマーケットの注目を集めている。国内ドラッグストアが無人レジ導入に積極的であることがメディアを通じて伝わっており、同社の商機拡大につながるとの思惑が物色人気の背景にある。2月23日に上ヒゲで1150円の高値をつけたが、個人投資家による回転売買中心で上値にシコリがなく、信用買い残もほぼ枯れた状態で株式需給面の軽さが強みとなっている。
ディー・ディー・エス<3782.T>=ストップ高。同社はきょう、指紋を高解像度で撮影することで得られる第三次特徴を利用する新しい解析アルゴリズムの開発に成功したと発表しており、これが材料視されているようだ。この解析アルゴリズムは、東京大学大学院情報学環セキュア情報化社会研究寄付講座グループとの産学連携研究として推進し、開発されたもの。同社では今後、より小さな指紋センサーへの対応、偽造攻撃への対策強化とともに、この手法を用いた指紋認証方式をスマートフォンメーカーなどに提案していく予定だとしている。
仙波糖化工業<2916.T>=ストップ高。同社は前週末16日の取引終了後、従来10円としていた18年3月期の期末一括配当を2円増額して12円にすると発表しており、これを好感した買いが入っている。なお、前期実績の10円に遅滞しては2円の増配となる予定だ。
ドーン<2303.T>=連日のストップ高。商用ドローンが政府による規制緩和の前倒しで本格普及するとの思惑が、物色人気の背景にある。同社はGIS(地理情報システム)クラウドソリューションで業界に先駆、防災・防犯分野で使われる空間情報技術を提供するクラウドサービス分野でも実績を重ねている。きょうは全体相場が軟調ななか中小型材料株の下げもきつくなっているが、そのなかで異彩を放つ動きとなった。
FCM<5758.T>=ストップ高。同社は前週末16日の取引終了後、18年3月期の単独業績予想について、売上高を228億円から231億円(前期比22.2%増)へ、営業利益を4億9000万円から6億3000万円(同2.2倍)へ、純利益を3億1500万円から4億500万円(同2.3倍)へ上方修正したことが好感されている。電気機能線材事業、電子機能材事業の両事業ともに想定を上回って推移していることに加えて、安定稼働による量産効果が貢献する。また、取り組みを進めてきた製品群の集約や人員配置の最適化も利益を押し上げるという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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