関西スーパ、上期経常を50％上方修正

　関西スーパーマーケット <9919> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の13.6億円に急拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の13.1億円→19.7億円(前年同期は11.4億円)に50.4％上方修正し、増益率が14.4％増→72.1％増に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の26.7億円(前期は25.8億円)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の1.3％→4.0％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年４月30日に公表しました2021年３月期の連結及び個別の営業収益予想につきましては、当第１四半期累計期間において、政府の緊急事態宣言における外出自粛等による内食需要の増加を見込んでおり予想どおりに推移いたしました。新型コロナウイルス感染症拡大防止策として実施した折込みチラシ自粛等により、売上総利益が押し上げられたことに加え、販売費が減少いたしました。アルバイトを含む全従業員への「感謝特別支給金」などにより人件費は増加しましたが販売管理費が予想を下回った結果、当第２四半期累計期間の連結及び個別業績については、経常利益、四半期純利益ともに前回発表予想を上回る見通しとなりました。　これにともない、第２四半期累計期間の連結及び個別の業績予想数値を修正いたします。　なお、通期の業績予想につきましては、本年度後半に向けて、新型コロナウイルス感染症拡大状況及びその状況が経済活動に与える影響等を合理的に見通すことは依然困難であり、今後の景気・個人消費動向を注視し、業績の見通しが可能となった時点で速やかにお知らせいたします。 注）業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は　　今後の様々な要因によって業績予想値と異なる場合があります。