ティーケーピーは、創業以来、遊休不動産を活用して空間を再生し、付加価値を加えた総合的な空間サービスを法人向けに提供する、空間再生流通事業を展開している。全国に約230施設の貸会議室や宿泊研修施設を展開し、国内大企業を中心とした年間利用顧客数約3万社の法人顧客基盤を有している。「持たざる経営」「強固な事業基盤」「サービスの汎用性」「ブランド力」を事業戦略の強みに、DX戦略や空間サービスコンテンツの拡充等により既存事業のさらなる強化を図りながら、「再生」をテーマに事業拡大を推進している。常に時代のニーズに合わせた新しい価値を創造することで、さらなる顧客満足の向上と、継続的な成長の実現を目指すとしている。 一方、APAMANは、30社以上で形成されるAPAMANグループを統括しており、賃貸斡旋や賃貸管理、社宅およびこれらに関連するサービスを提供する「Platform事業」、FC加盟店に対するクラウドシステムやITサービス等のシステムを提供する「Technology事業」、を主軸として、パーキングやコワーキングスペース、不動産賃貸、商業施設の運営管理などの「その他事業」を展開している。 ティーケーピーとAPAMANは相互の関連企業を含めてシナジー効果を検討し、中長期的な企業価値の向上に資する新たなサービスを創出することを目的として業務提携契約を締結したとしている。
同社は、業務提携の主な内容として以下を挙げている。
・会議室・ホテル等の物件情報の連携
・APAMANグループが運営するコワーキングスペース事業への共同出店、共同運営など
・法人顧客の相互送客 ・相互のサービスを活用した不動産オーナー向けサービスの開発
・APAMANグループが運営する体験型福利厚生サービスをティーケーピーの法人顧客向けに展開
・APAMANグループが運営する商業施設「あるあるCity」で実施されるイベントをTKP施設と連携
・ティーケーピー、APAMAN、リリカラによるAPAMAN管理物件を活用した社宅や民泊などのサービス開発
・APAMAN管理物件の入退去時におけるリリカラ商材の使用斡旋
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