「ドローン」が7位にランク、自律制御研の新規上場を前に関心高まる<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ドローン」が7位に上昇している。
12月21日に東京マザーズ市場に新規上場する予定の自律制御システム研究所<6232.T>の公開価格が12日、仮条件(3000~3400円)の上限である3400円で決定した。同社は商業用ドローンの製造販売及び自律制御技術を用いた無人化・IoT化に関するソリューションサービスを提供している企業。市場での注目度は高く、関連銘柄の刺激材料となりそうだ。
また、12月5日付の日本経済新聞は「政府は老朽化した重要インフラを補修するため、2018年度から20年度までの3年間で3兆円超を投じる方針を固めた」と報じ、点検・保守向けにドローンの需要が拡大する可能性があることも関心の高さにつながっている。
関連銘柄としては、橋梁点検用のドローンを開発済みの川田テクノロジーズ<3443.T>、空中写真測量システムに対応した専用ドローンを提供しているトプコン<7732.T>、ドローンによる三次元測量を支援するサービスを提供しているパスコ<9232.T>、橋梁点検のニーズを満たしたドローンの機体を開発済みの大日本コンサルタント<9797.T>、ドローンによる社会インフラの保全を行う新たなサービスを19年春から開始する予定のソフトバンクグループ<9984.T>などに注目。
農業分野では丸山製作所<6316.T>やクボタ<6326.T>、ヤマハ発動機<7272.T>が農薬散布用ドローンを販売。物流分野では、楽天<4755.T>が千葉市と組んでドローンを使った宅配実験を実施しているほか、日本郵政<6178.T>グループの日本郵便は11月から福島県でドローンを使った郵便局間の荷物輸送を開始している。
このほか、GIS(地理情報システム)を手掛けるドーン<2303.T>、中期経営計画でドローン関連ソフトウェアの販売強化を掲げているイメージ ワン<2667.T>、子会社が地理情報システムの販売などを行っているアクモス<6888.T>、航空測量のためのドローンパイロットスクールを運営するアジア航測<9233.T>などにも注目したい。
出所:minkabuPRESS
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