「中国関連」が1位にランク、日本渡航自粛受けた警戒売りには一服感<注目テーマ>
1 中国関連
2 人工知能
3 インバウンド
4 防衛
5 レアアース
6 半導体
7 量子コンピューター
8 データセンター
9 地方銀行
10 JPX日経400
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「中国関連」が1位となっている。
中国政府が国民に対し日本渡航の自粛を呼びかけたことを受け、インバンド消費への悪影響が警戒されるようになった。日本政府観光局が18日に発表した2025年1~10月累計における中国からの訪日外客数(推計値)は全体の約23%に相当する820万3100人(前年同期比40.7%増)。インバウンド需要の失速は、国内の経済成長率へのマイナス要因となると考えられている。
中国で事業展開をする日本企業も数多く存在する。中国での売上高比率の高い企業の場合、現地で反日的な機運が高まり、日本製品の不買運動に至ることとなれば、収益面でダメージを被ることとなる。すでに中国では日本のアニメ映画「クレヨンしんちゃん」のシリーズ最新作など邦画を公開延期するといった動きが出るようになった。
株式市場において「中国関連」のテーマにはFA(ファクトリー・オートメーション)やロボットをはじめとする製造業や百貨店、ドラッグストアなど小売業、ホテルや空運など幅広い銘柄が名を連ねる。外食やエンターテインメント系企業のなかにも中国関連銘柄として位置づけられているものがある。台湾有事を巡る高市首相の発言と中国政府の反応を受け、百貨店関連などには下押し圧力が高まったが、足もとでは売りが一服し、押し目買いの動きもみられるようになった。
19日午前の東京市場ではJ.フロント リテイリング<3086.T>が3日ぶりに反発。藤田観光<9722.T>やマツキヨココカラ&カンパニー<3088.T>などインバウンド関連がプラス圏で推移するほか、中国での売上比率の高い良品計画<7453.T>が大幅高。中国で店舗拡大に努める「スシロー」のFOOD & LIFE COMPANIES<3563.T>も堅調な動きとなっている。
出所:MINKABU PRESS
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