■ITbook <1447> 453円 (+13円、+3.0%)
ITbookホールディングス <1447> [東証G]が大幅反発。16日の取引終了後、グループ会社のITbook XCloudの提供する電子契約サービス「DX-Sign(ディーエックスサイン)」が新機能をリリースしたと発表しており、これが好感された。これにより、ノーマルプランでは従来の「電子署名」に加え、「電子サイン」「タイムスタンプ付き電子サイン」の3つの署名方法の中から送信される書類に合わせて署名方法を選択できるとしている。
■ソレイジア <4597> 71円 (+2円、+2.9%)
ソレイジア・ファーマ <4597> [東証G]が続伸。同社と日本化薬 <4272> [東証P]が17日、抗悪性腫瘍剤/有機ヒ素製剤「ダルビアス点滴静注用135mg」が薬価収載され、22日に発売すると発表しており、これが好材料視された。「ダルビアス」は、新規作用機序を有する抗悪性腫瘍剤で、再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)患者を対象に日本主導で実施した国際共同第2相臨床試験の結果に基づいて、世界に先駆けて日本で承認された。同薬は再発または難治性のPTCL以外にも、多岐に渡るがん治療薬としての可能性が示唆されていることから、今後はソレイジアと日化薬が共同で研究開発を進めるとしている。
■イオンファン <4343> 3,410円 (+85円、+2.6%)
イオンファンタジー <4343> [東証P]が3日続伸と新値追い。16日の取引終了後に発表した7月度の売上概況で、国内事業の既存店売上高が前年同月比15.8%増と2ケタ増となり、引き続き前年実績を上回ったことが好感された。「サンリオキャラクター大賞TOP6」の限定景品や映画公開で話題のミニオンズフィーバーなど人気IP景品を展開したプライズ部門の売り上げが好調に推移した。また、体感ゲーム機などの対象機が時間制定額で遊べる「よくばりパス」のコーナー化が全店で完了したタイミングでキャンペーンを実施し利用促進を図ったことも奏功した。
■日経レバ <1570> 15,930円 (+375円、+2.4%)
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> [東証E]が反発し1万5900円台に上昇、年初以来となる1万6000円大台乗せが視野に入ってきた。日経レバは日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFであり、価格変動率が日経平均の2倍に設定されているのが特徴で、全体相場が強気に傾くなか、個人投資家を中心に値幅取りを狙った資金が流入している。売買代金はレーザーテック <6920> [東証P]やソフトバンクグループ <9984> [東証P]を大きく上回り、全市場を通じて断トツとなり、日経レバに対する個人投資家の関心の高さを反映している。注目されるのは直近12日申し込み現在の信用取組で、売り残が急増し信用倍率が0.8倍まで低下している。なお、日証金でも貸株が高水準で16日時点の貸借倍率は0.04倍という状況にある。プライム市場は空売り筋の強制的な買い戻しによる踏み上げ相場の様相にあるが、日経レバの売買動向はそれを如実に映し出している。
■日エスコン <8892> 818円 (+19円、+2.4%)
日本エスコン <8892> [東証P]が3日ぶりに反発。17日午前11時30分ごろ、兵庫県姫路市に新規事業用地を取得し、クリニックモールの開発を行うと発表しており、これが好材料視された。今回取得した事業用地を含む区画一体は、「製鉄記念広畑病院」の跡地で、23年初頭に開院予定の新病院を中心に「医療・介護ゾーン」として福祉施設などの開発が予定されている。同社では隣接地に開院予定の新病院との連携も図りながら、約7診療科目(予定)を扱うクリニックモールの開発を行うとしている。着工は23年2月の予定で、23年12月の開業を目指している。
■岩谷産 <8088> 5,560円 (+90円、+1.7%)
岩谷産業 <8088> [東証P]が反発。同社は17日、10月3日出荷分からカセットこんろ・カセットガスを値上げすると発表しており、これによる採算改善を期待した買いが入った。値上げ率は、カセットこんろ約5~20%、カセットガス約15%。同社では4月からカセットこんろ、6月からカセットガスの値上げを順次実施した。ただ、主原料である鋼材価格の急騰に加え、包材をはじめとする資材価格、物流費は更なる高騰が続き、自助努力だけでは吸収できない状況となっていることから再度値上げするとしている。
■東宝 <9602> 5,450円 (+80円、+1.5%)
東宝 <9602> [東証P]が4日続伸、上値指向継続で年初来高値更新。SMBC日興証券が16日付で投資評価「1」、目標株価6200円で新たにカバレッジを開始したことが材料視されたようだ。同証券によると、アニメを牽引役にIPを軸とした中長期成長を予想。収益寄与が見込める有力IPの積み上がりが量・質ともに加速しており、着実に成功実績を重ねることで版元からの信頼獲得に成功し、今後の新規IP獲得が進むとみている。23年2月期は下期にかけて期待作の公開予定が相次ぎ、業績アップサイド材料が豊富に存在しているという。
■DTS <9682> 3,545円 (+45円、+1.3%)
DTS <9682> [東証P]が続伸。17日、国際基準に準拠したマネー・ローンダリング対策システム「AMLion(アムリオン)」の取引モニタリング機能に金融商品スクリーニング機能を追加し提供を開始したと発表しており、これが好材料視された。AMLionは、国内外の最新ガイドラインに対応したマネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策(AML/CFT)パッケージソフト。今回追加した機能は、ロンドン証券取引所グループ傘下のリフィニティブ社が提供する専用データと連携する金融商品スクリーニング機能で、22年下期からは新たに資産運用会社、信託銀行への提案を強化し、金融のあらゆる業態のコンプライアンスチェック業務の高度化・効率化に貢献するとしている。
■三菱UFJ <8306> 734.3円 (+9円、+1.2%)
三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> [東証P]が3日ぶりに反発。そのほか、三井住友フィナンシャルグループ <8316> [東証P]、みずほフィナンシャルグループ <8411> [東証P]といったメガバンクが反発。16日のニューヨーク市場で、米10年債利回りは前日15日に比べ0.025%上昇の2.810%となった。17日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容は利上げに前向きなタカ派的な内容となるとの観測もあり、米長期金利は上昇した。足もとでは、インフレ懸念の後退で米長期金利は下落基調となっているが、市場には反発期待もある。17日は金利上昇に伴う利ザヤ拡大期待から三菱UFJなどが堅調な値動きとなった。
■凸版 <7911> 2,285円 (+25円、+1.1%)
凸版印刷 <7911> [東証P]が3日ぶりに反発。17日付の日本経済新聞朝刊で「子会社を通じて2023年度までに約200億円を投じ、 半導体製造で使うガラス板の生産設備を増強する」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、子会社トッパンフォトマスクが埼玉県新座市や台湾などの工場で生産設備を増強・更新するとしており、ロジック半導体で回路線幅5~10ナノメートル(ナノは10億分の1)、DRAMでは同10ナノメートル台の先端品向け部材の生産ラインを増やすという。同40ナノメートルより細かい半導体に対応するフォトマスクの生産能力を20年度比で約2割高めるとしており、業績への貢献が期待されている。
■シュッピン <3179> 1,282円 (+14円、+1.1%)
シュッピン <3179> [東証P]が4日続伸。16日の取引終了後、24日付で30万株(発行済み株数の1.27%)の自社株を消却すると発表しており、これが好感されたようだ。なお、消却後の発行済み株数は2339万2997株となる見通し。
※17日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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