―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月6日から7日の決算発表を経て8日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 大有機 <4187>
22年11月期第2四半期累計(21年12月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比14.3%増の35.2億円に伸び、従来の2.8%減益予想から一転して増益で着地。
★No.2 USENHD <9418>
22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比7.4%増の128億円に伸び、通期計画の160億円に対する進捗率は80.1%に達し、3年平均の77.5%も上回った。
★No.3 OSG <6136>
22年11月期第2四半期累計(21年12月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比46.4%増の106億円に拡大し、通期計画の202億円に対する進捗率は52.6%となり、5年平均の54.0%とほぼ同水準だった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<4187> 大有機 東P +19.37 7/ 7 上期 14.26
<9418> USENHD 東P +12.71 7/ 7 3Q 7.38
<6136> OSG 東P +3.24 7/ 7 上期 46.38
<4763> C&R 東P +2.34 7/ 7 1Q 35.93
<7427> エコーTD 東S +1.41 7/ 7 1Q 9.41
<9651> 日本プロセス 東S +0.66 7/ 7 本決算 2.72
<3382> セブン&アイ 東P +0.23 7/ 7 1Q 36.71
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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