利益配分については、株主に対する利益還元を経営の重要政策と位置付け、ソフトウェア業界における競争力を維持・強化するとともに、業績に裏付けされた成果の配分を行うことを基本方針としている。そして安定的な配当の継続と配当性向概ね50%以上を目標としている。
この基本方針に基づいて、2022年5月期の配当予想は前期比1円増配の年間28円(第2四半期末14円、期末14円)としている。4期連続増配で、予想配当性向は53.6%となる。
今後は収益の拡大とともに、自己株式取得を含めて株主還元のさらなる充実に努めたいとしている。収益拡大に伴ってさらなる株主還元の充実が期待されるだろう。
■ESG経営・SDGsへの取り組み
ESG(環境・社会・統治)経営及びSDGs(持続可能な開発目標)に関しては、コーポレートガバナンス報告書(最新更新日2021年12月24日)の基本方針に基づいて、社会インフラ分野のシステム開発を得意とする企業としての取り組みを推進している。
具体的には、CSR(企業の社会的責任)活動の一環として毎年当期純利益の1%を目途に寄付を実施している。2021年5月期には2団体(公益財団法人SBI子ども希望財団、特定非営利活動法人Reach Alternatives)に寄付した。
また2021年6月には独立行政法人日本学生支援機構が発行するソーシャルボンド(第63回日本学生支援債券)への投資を実施した。2021年10月には東京都が発行するグリーンボンド(東京グリーンボンド)への投資を実施した。今後もグリーンボンド・ソーシャルボンドへのESG投資を継続的に実施することで、環境・社会問題への取り組みを支援し、持続可能な社会づくりに貢献する方針としている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<ST>
この銘柄の最新ニュース
日本プロセスのニュース一覧- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … 地域新聞社、パレモ・HD、日本プロセス (12月27日発表分) 2024/12/30
- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … インテG、ERIHD、北恵 (12月27日発表分) 2024/12/30
- 個別銘柄戦略:マルマエやWNIウェザーなどに注目 2024/12/30
- 週間ランキング【約定回数 増加率】 (12月27日) 2024/12/28
- 2025年5月期 第2四半期(中間期)決算短信 〔日本基準〕(連結) 2024/12/27
マーケットニュース
- 来週の株式相場に向けて=新春はAIビッグデータ&量子関連に刮目 (12/30)
- 東京株式(大引け)=386円安、前週末の反動で売り優勢となり4万円台着地ならず (12/30)
- NY各市場 1時台 ダウ平均は494ドル安 ナスダックは1.4%の大幅安 (12/31)
- NY外為:リスクオフの円買い、ダウ500ドル超安 (12/30)
おすすめ条件でスクリーニング
日本プロセスの取引履歴を振り返りませんか?
日本プロセスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。