会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の8.3億円の黒字→5.6億円の赤字(前年同期は9.8億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社は、コロナ禍の中でも前向きな顧客の設備投資動向や、ワクチン接種の普及などを背景とした新型コロナウィルス感染症の抑制による外部環境の好転の見通しなどを踏まえて、楽観視できないまでも、前期2020年12月期の非正常を脱し、2021年12月期は徐々に正常化が進み、当社業績も強含み、2021年第3四半期時点では、計画を達成できるものと見込んでおりました。しかし、半導体不足に代表される資機材の欠品や納期遅れの影響を強く受けたことにより、予定されていた物件の工期の変更や着工延期が相次いだこと、並びに2021年10月以降、新型コロナウィルス感染症も落ち着き、飲食店が改装を断念して営業することを優先したことで、当社の飲食店改装案件が弱含みました。また、現場での混乱も見られたこともあり、上記の結果となりました。連結売上高が、2021年12月期当社連結業績予想数値と比較して減少した主な要因は、大きく分けて下記の2点となります。1 資機材の欠品、納期遅延に伴う工期遅延及び工期延長や工事の一時中断世界的な半導体不足や物流体制の混乱に起因する資機材の欠品、納期遅延が多発したことによる工事遅延及び工期延長に伴う引渡し時期あるいは着工時期の延期やコロナ禍の影響による工事の一時中断の影響により、約2,000百万円の連結売上高減少となりました。2 顧客の設備投資計画の見直しに伴う一時的な先延ばし等当社顧客の投資マインドが衰えたことはないものの、コロナ禍での消費行動や価値観の大きな変化に対応するため、顧客の一部による設備投資計画の見直しに伴う一時的な設備投資時期の先延ばし等の影響により、約4,000百万円の連結売上高減少となりました。連結売上高が減少したことを受け、連結営業利益、連結経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益も減少しております。(業績予想に関する注意事項)上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断したものです。実際の業績は、様々な要因により、この予想とは大きく異なる場合があり得ることをご承知おきください。
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