シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップダウンから始まることになりそうだ。昨日の日経平均は売り先行で始まった後は、断続的なインデックス買いを背景に、日中の高値圏で取引を終えていた。この上昇部分を帳消しにする流れになりそうだが、前日の価格水準での推移が見込まれるため、売り一巡後は押し目待ち狙いの買いのタイミングを見極めることになりそうだ。
また、米国市場では大型テック株の決算が本格化するなか、決算内容を評価しつつも利益を確定する流れが優勢だった。FOMCが利食いのきっかけになる可能性も意識されていたこともあり、失望売りの流れが強まる展開にはならないだろう。国内においても主要企業の決算がピークを迎えるなか、ポジションが積み上がっているとも考えづらく、押し目狙いのスタンスとなろう。
また、FOMCで3月の利下げ観測が後退したものの、市場では5月を予想する向きが増えていたこともあり、売り一巡後はイベント通過による仕切り直しとなる。週末には米雇用統計を控えているものの、米ADP雇用統計は予想を下回ったこともあり、米長期金利の低下につながっていた。雇用統計に対する過度な警戒感は強まらないだろう。
物色としては昨日決算を発表したアドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>
の反応が注目される。PTSでは堅調だったが、ADRでは軟化していたこともあり、売り一巡後のリバウンド狙いに向かわせそうだ。そのほかの決算ではJR東<9020>、中国電力<9504>、TDK<6762>、三菱倉<9301>、ANA<9202>、北陸電力<9505>、JR西<9021>、FPG<7148>、京成<9009>、牧野フライス<6135>、マキタ<6586>、扶桑化学<4368>、ワコム<6727>、サイバー<4751>、メタウォーター<9551>などが注目される。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
メタウォータのニュース一覧- 上下水道インフラの維持管理にWeb3(DAO)を取り入れるプロジェクト 2025/02/12
- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … キヤノン、中外薬、武田 (1月30日発表分) 2025/01/31
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … OLC、日本M&A、日本取引所 (1月30日発表分) 2025/01/31
- ESG投資指数「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に初選定 2025/01/30
- 2025年3月期第3四半期決算説明資料 2025/01/30
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
メタウォーターの取引履歴を振り返りませんか?
メタウォーターの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは![アセプラ(アセットプランナー)](https://assets.minkabu.jp/images/stock/img_asset_tradehistory.png)
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。