決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 小糸製、日清粉Ｇ、アルプスアル (1月30日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の1月29日から30日の決算発表を経て31日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　Ｖコマース <2491>
　23年12月期の連結経常利益は前の期比37.3％減の52.1億円に落ち込み、24年12月期も前期比23.3％減の40億円に減る見通しとなった。

▲No.2　アルプスアル <6770>
　24年3月期の連結最終損益を従来予想の200億円の黒字→350億円の赤字(前期は114億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.3　アンリツ <6754>
　24年3月期の連結最終利益を従来予想の85億円→80億円(前期は92.7億円)に5.9％下方修正し、減益率が8.3％減→13.7％減に拡大する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2491> Ｖコマース 　　東Ｐ 　 -17.73 　　1/30　本決算　　　-23.33
<6770> アルプスアル 　東Ｐ 　 -14.84 　　1/30　　　3Q　　　-34.77
<6754> アンリツ 　　　東Ｐ 　 -12.57 　　1/30　　　3Q　　　-35.77
<4099> 四国化ＨＤ 　　東Ｐ　　 -8.35 　　1/30　本決算　　　-11.64
<9889> ＪＢＣＣＨＤ 　東Ｐ　　 -6.80 　　1/30　　　3Q　　　 16.18

<4362> 日精化 　　　　東Ｐ　　 -5.73 　　1/30　　　3Q　　　-26.44
<4373> シンプレクス 　東Ｐ　　 -4.38 　　1/30　　　3Q　　　 20.04
<2715> エレマテック 　東Ｐ　　 -4.21 　　1/30　　　3Q　　　-35.29
<8609> 岡三 　　　　　東Ｐ　　 -4.10 　　1/30　　　3Q　　　　黒転
<8140> リョーサン 　　東Ｐ　　 -3.83 　　1/30　　　3Q　　　-37.52

<6080> Ｍ＆Ａキャピ 　東Ｐ　　 -3.83 　　1/30　　　1Q　　　 79.39
<9055> アルプス物流 　東Ｐ　　 -3.08 　　1/30　　　3Q　　　-33.58
<8084> ＲＹＯＤＥＮ 　東Ｐ　　 -3.00 　　1/30　　　3Q　　　 -7.69
<8771> イー・ギャラ 　東Ｐ　　 -2.56 　　1/30　　　3Q　　　 12.89
<7276> 小糸製 　　　　東Ｐ　　 -2.53 　　1/30　　　3Q　　　 61.48

<4204> 積水化 　　　　東Ｐ　　 -2.17 　　1/30　　　3Q　　　 -0.83
<8706> 極東証券 　　　東Ｐ　　 -2.11 　　1/30　　　3Q　　 1632.09
<9507> 四国電 　　　　東Ｐ　　 -1.92 　　1/30　　　3Q　　　907.84
<9742> アイネス 　　　東Ｐ　　 -1.76 　　1/30　　　3Q　　　-42.43
<6798> ＳＭＫ 　　　　東Ｐ　　 -1.41 　　1/30　　　3Q　　　-98.64

<2540> 養命酒 　　　　東Ｐ　　 -1.21 　　1/30　　　3Q　　　-42.39
<2002> 日清粉Ｇ 　　　東Ｐ　　 -0.84 　　1/30　　　3Q　　　 60.21
<2359> コア 　　　　　東Ｐ　　 -0.71 　　1/30　　　3Q　　　　9.48
<8622> 水戸 　　　　　東Ｐ　　 -0.64 　　1/30　　　3Q　　　707.18
<9533> 邦ガス 　　　　東Ｐ　　 -0.45 　　1/30　　　3Q　　　 38.27

<8377> ほくほくＦＧ 　東Ｐ　　 -0.38 　　1/30　　　3Q　　　 -8.76
<8137> サンワテク 　　東Ｐ　　 -0.26 　　1/30　　　3Q　　　 -9.95
<9536> 西部ガスＨＤ 　東Ｐ　　 -0.21 　　1/30　　　3Q　　　 44.78

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした31日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース