こちらは、「エネルギーそのもの、また、我々が保有する技術の高度利用」に関する内容です。
再開発やまちづくりに合わせ、省エネ性に優れた熱利用を推進するとともに、都市ガス事業で培った技術の外販により収益を拡大します。
現在、建設中の「ザ・ランドマーク名古屋栄」への熱供給や、ページ右側では、ガスの圧力差を活用した発電やガス管の非開削工法など当社グループの保有技術の外販に取り組んでまいります。
家庭用のお客さまを対象とした「くらし分野」では、エネルギーの枠を超えたくらしのパートナーを目指し、多様なニーズにお応えする商材・サービスを提供します。
2023年度から展開している「東邦ガスくらし」ブランドのもとで、エネルギー・サービスの拡充や、すまいの提案などに取り組んでまいります。
これらの取組みを進め、2027年度までに、エネルギーお客さま数は314万件、くらし周り商材・サービスの売上高200億円を目指します。
業務用分野におきましても、エネルギーの枠を超えたビジネスのパートナーを目指し、お客さまのビジネスの持続性を高めるソリューションをワンストップで提供することによりともに成長していくことを目指します。
こちらも2022年度から展開しております、お客さまの低・脱炭素化を支援する「CN×P事業」、これを拡大すべく、コンサルティングサービスや商材の拡充、エンジニアリング力の強化を図り、2027年度の売上高として130億円を目指します。
足元の経営課題として、DXの推進に取り組んでおりますが、まだまだ強化が必要な領域だと認識しております。引き続き、DXによる業務の高度化や効率化、また、デジタル技術を用いて新たな価値創造を進めるとともに、それらを支える人材の育成に取り組みます。
左側に記載しているとおり、生成AIなどのデジタルツールを活用して業務プロセスの見直しを推進するとともに、当社が得意としているエネルギーデータの分析力を磨く一方、それらを支える、DXを推進するための人材を「DX推進人材」と位置付け、2026年度には200人とする計画です。
続いて、海外での取り組みです。
天然ガスや再エネの普及拡大を通じて、各地域の低・脱炭素化に貢献するとともに、海外エネルギー事業の一層の深堀りをするため、活動拠点を拡充します。
今後もエネルギー需要の増加が見込まれる東南アジアを中心とした天然ガスの普及拡大や高度利用を進めるほか、北米やオーストラリアにおけるカーボンニュートラル関連ビジネスを強化します。また、そうした海外事業を推進するための拠点を拡充します。
【東邦ガス】中期経営計画説明会文字起こし(8)に続く
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