本日の東京市場はシカゴ225先物にサヤ寄せして2万2600円台半ばでのスタートが予想される。米中貿易戦争への懸念が輸出関連株や素材、海運セクターの大型株には売り材料として作用する。一方、円相場の落ち着きを背景に買い戻しも見込まれ、相場全体では方向感が定まりにくいだろう。市場の関心は、今年最大規模のIPOとなるメルカリ<4385>に集まっている。初値形成が過熱すれば、新興市場では直近上場銘柄を中心に買い気が盛り上がろう。大阪北部の地震後のインフラ復旧を材料に、低位建設株などの思惑的な取引も予想される。格上げや目標株価の引き上げが観測されている日産化<4021>、資生堂<4911>、コーセー<4922>、ダイキン<6367>、TDK<6762>、村田製<6981>、三井住友FG<8316>、日立物流<9086>、関西電<9503>、電源開発<9513>などに注目。 <US>
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