【売り】東北電力：10月は売りが勝率86%、上昇トレンドが続いているが…

【要旨】

直近は上昇が続いていますが、10月も統計的に売りが優勢。ここは売りを仕込んでおきたいところ。

【東北電力株式会社とは？】

電力会社。東北向けに発電。大口向けが主軸。他電力会社への売電も。

【最近のトピック】

9月25日の記者会見によると、再生可能エネルギーの受け入れを保留する検討を始めました。九州電力も24日に太陽光発電設備の急増により需給バランスの崩れや安定供給が困難となる可能性を憂慮し、接続契約への回答を保留すると発表しています。

【どんな値動きをしているの？】

2014年4月からは上昇トレンドにあり、ここ半年弱で株価は900円台から1200円台にまで急上昇。直近も株価は徐々に上昇しています。

【ここがポイント！】

統計的には売りが有利
過去14回、10月初めから終わりにかけて株式を売却した場合の勝率が85.71%と非常に高いことが分かっています。損した取引も2回ありましたが、その際の平均損失は0.89%と利益幅と比べれば半分以下と小さめ。データ上ではアップサイドも小さいことから、売りが有利と分かっています。

【まとめ】

以上の理由より、10月中は売りで攻めていきたいところ。

【留意点】

統計的に優位ではあるものの、上昇となる可能性があるためロスカットは必須です。また、詳しい売買手法に関しては次項を参照して頂ければ幸いです。

【統計解析の結果の概要】

利用した戦略：10月厳選注目銘柄
検証期間：2000年1月4日～2013年10月31日
取引回数：14回
対象銘柄：【東北電力】
売買手法：10月初め寄付売り→10月末引成買い
勝率：85.71%
勝ちトレード平均利益：+4.56%
負けトレード平均損失：-0.89%
平均損益率：+3.78%