カドカワはしっかり、１４年３月期営業利益２２％減予想も反応は限定的

　ＫＡＤＯＫＡＷＡ＜9477.T＞がしっかり。同社は２４日、未開示としていた１４年３月期連結業績見込みについて、売上高を１５１１億４８００万円（前の期比６．５％減）、営業利益６１億６９００万円（同２２．４％減）、純利益７５億９２００万円（同５０．６％増）としたが、株価への反応は限定的となっているようだ。
　シネコン運営会社や香港子会社群が連結を離脱したことから売上高、営業利益は減少するが、香港子会社群の売却に伴う特別利益の計上などで純利益は大幅増益となるという。
　なお、１４年３月期の期末一括配当については、純利益が上場以来の最高益となることや、昨年１０月にワンカンパニーＫＡＤＯＫＡＷＡが新たなスタートを切ったことを記念して１株当たり２５円の記念配当を実施することとし、６０円（前の期４５円）にするとしている。

カドカワの株価は９時３０分現在３２１５円（▼１５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）