エコモットが大幅反発、不感地帯での遠隔臨場システムの実証に成功◇

　エコモット<3987.T>が大幅反発している。この日の午前中に、ＫＤＤＩ<9433.T>が法人向けに提供する衛星ブロードバンドサービス「Ｓｔａｒｌｉｎｋ　Ｂｕｓｉｎｅｓｓ」とエコモットの遠隔臨場システム「Ｇリポート」を組み合わせたソリューションの実証に成功したと発表しており、好材料視されている。

　今回の実証により、山間部やトンネルなど電波が届かない建設現場においても「Ｇリポート」が問題なく利用可能なことを確認。これにより、多様な検査を実施する際の低遅延での現場側映像の共有や、細かい文字の判読を可能とする高精細映像の共有が、不感地帯でも問題なく行えるようになるという。なお、国土交通省北海道開発局主催の「現場ニーズと技術シーズのマッチング」により、９月下旬から現場試行を開始していたが、１１月３０日に提供を開始するとしている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS