あす(16日)の株式相場見通し=FOMC前に見送り、売買代金減少も懸念
15日の日経平均株価は、前週末比19円29銭安の2万387円79銭と3日ぶりに小幅反落した。東証1部の売買代金が2兆100億円と一気に減少したことも今後の買い控えを示唆することになりそうだ。
市場関係者からは「日経平均株価が12連騰した期間の信用買い残は、売買代金が減少してくると重荷に感じるようになる。需給圧迫が上値を抑えるケースも想定しなければならない」との見方も出ていた。
日程面では、眼科手術用染色剤の開発・販売、iPS細胞由来網膜色素上皮細胞の再生医療用途の研究・開発・製造を手掛けるヘリオス<4593.T>がマザーズ市場に、自治体向けクラウドサービスなどの提供および移動体情報通信機器販売のスマートバリュー<9417.T>がジャスダック市場に、それぞれ新規上場する。このほか、4月の用途別鋼材受注に注目。海外では、米連邦公開市場委員会(FOMC、17日まで)、米5月の住宅着工・完工件数が焦点になる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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